
GFCのブログへ、ようこそ!
いつの頃からか、関西弁(大阪弁?)が関東圏でも一般的になった時期があるかと思います。おそらくは、筆者が小中学生くらいの頃、いわゆる「漫才ブーム」が訪れて、関西の芸人さんがこぞって全国ネットの番組に出演されるようになった頃ではないかと思いますが、そんな一般化した関西弁に比べ、筆者の出身地である愛知県の「名古屋弁」というのは、なかなかメジャーにならないなあ、とつくづく思う今日この頃です。今回の【思い立ったが吉日】シリーズは、そんな名古屋弁にまつわるお話をさせていただこうと思います。
筆者が名古屋で生活していたのは、実は生まれてから小学校卒業までのわずか12年間の話です。しかしながら、小学校卒業後に実家ごと東京へ引っ越してきてしまったので、結果として家に帰れば「名古屋」という環境で、25歳になるまで過ごしていました。なので、現在の名古屋弁と筆者の認識している名古屋弁がイコールかというと、そうではないような気もしています。また筆者の両親や祖父母の世代の名古屋弁と、筆者の世代のそれともイコールではないようにも思っています。ここではあくまで、筆者が使っていた名古屋弁を「ネイティブ」とさせていただきたいのですが、そんな「ネイティブ」な名古屋弁のスタンダードな例を挙げさせてもらうと、
嬉しくて仕方ない → うれしーでかんわ
バカなことを言っていてはいけないよ → とれーこと言っとってかんわ
といったあたりではないか、と思います。接尾語のように使われている「かんわ」を解説すると、「かんわ」は「いかんわ」の略であり、「わ」は「いかん」を強調している語句であると思われます。ちなみに「とれー」とは、「とろい」の変形であり、関東圏では「とろい」は「遅い」といった意味合いで使われますが、名古屋弁では「バカな」といった意味合いになります。
名古屋弁を知らない方のイメージとして、名古屋弁は語尾に「ぎゃー」「みゃー」とつける、というものがあるかと思いますが、筆者が使う「ネイティブ」では、それほど「ぎゃー」「みゃー」と言うことがありません。「名古屋弁って『ぎゃー』とか『みゃー』とか言うんでしょ」と人から言われたら、求められていると思って「そうそう、うみゃーとか、エビふりゃーとかね」と返すことも稀にありますが、真面目に「いや、そんなことはない」と返してしらけさせてしまうのも嫌いではありません。そんな微妙な空気を回収するスキルも、身につけていきたいという向上心が筆者にはありますので。
そんな名古屋弁解説を徒然に書き連ねている理由は、先日、仲良しのIT企業の社長から「エセな関西弁使うより、名古屋弁を使った方がいい」と指摘を受けたからです。確かに、筆者の個人的な感覚で言うと、名古屋弁はそこまでメジャーではないから、なんとなく名古屋弁に近しい気がする関西弁を使った方がわかりやすいのではないか、と忖度してそうしていたところがあります。しかしながらその仲良しの社長がおっしゃることも確かにそうだ、と思えたところがありますので、これからは自然に名古屋弁を使ったろーと思ったんだがね。
いきなり最後に名古屋弁にしてしまって、きっと戸惑われた方もおられることでしょう。何事も、いきなり変えてしまうとみんなが戸惑ってしまうので、少しずつ、様子を見ながら変化をつけていこうと思います。私たちGFCも、新たな商品・サービスを展開する際には、いきなり「ドーン」と「すごいでしょー」とお伝えするのではなく、じわじわと伝えていくよう心がけたるで頼むわ、まー。(←だから急にはやめなさい。ちなみに「まー」は、「だね」とか「それな」みたいな感嘆詞と思って下さい)
GFCのホームページはこちら!
GFCへのお問い合わせはこちら!