【思い立ったが吉日】自分にしかできないという「利権」で「マネタイズ」する。

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「マネタイズ」などという表現を、聞いたことはあるでしょうか。要は「お金にする」という意味ですが、「だったら横文字にするな」というツッコミをしたくなる気持ちは抑えて、今回の【思い立ったが吉日】はこの「マネタイズ」について、考察してみたいと思います。

「利権」という言葉はきっと、ご存知の方も多いでしょう。ニュースなどで耳にすると、なんとなく悪いイメージの方が強い使われ方をすることが多い言葉のように思いますが、一方で前述の「マネタイズ」という表現につきまとうのが「利権」という言葉でもあるように思います。「利権」とは、平たく言えば「その人がその人だから得た権利」ということになるでしょうが、その人にしかない権利を必要とする人が多ければ多いほど、「マネタイズ」はしやすくなるものでしょう。多くの人が「欲しい」と思う高級ブランドのライセンスを持っている人や会社は、そのブランドの商品を高価で販売することができるわけですから、この事象は「マネタイズ」がしやすい、と言えるのではないでしょうか。

転じて、人材の話です。転職サイトなどでよく使われる言葉に、「市場価値」というものがあります。「あなたの市場価値を高めるには」みたいなタイトルで、したり顔で書かれた記事が掲載されていたりすることがあると思いますが、これって極論を言えば自分を「マネタイズ」することと同義ではないでしょうか。企業は人材を採用し、その対価としてお給料を支払うわけですから、企業にとって「欲しい」と感じてもらえるように自分自身を「マネタイズ」することが、「市場価値を高める」ことになる、と筆者は思っています。

では、そんな企業が欲しがるように自分自身を「マネタイズ」するには、どうしたらいいか。それは自分自身を客観的な視点からよく知ることと、企業の視点から「欲しい」と思うような人材とはどういうものかを知ることが大事なのだろうな、と思います。企業が「欲しい」のは、言い方は悪いかもしれませんが、「利益をもたらす人材」でしょう。企業の目的は「営利」なわけですから、自分自身がその企業にどうやったら利益をもたらすことができるか、を考える。そこで、自分ができることは何か、を客観的に見て、その「できること」でどうやったらお金にできるかを突き詰めてみる。このアプローチが、言ってみれば「市場価値を高める」ことになるのではないか、と筆者は最近、考えたりしています。

そして、自分に「できること」って、意外と人にはできないことだったりするのではないか、とも思うのです。自分のことって、なかなか自分では把握できなかったりするものですが、それゆえに、ちゃんと把握ができるようになったら、それを「私はこういうことができるから、貴社にこうやって利益をもたらすことができる」と、しっかりアピールする。自分にしかできないこととは、それだけで自分にしかない「利権」でもある、と考えたら、なんだかワクワクしてきませんか。

私たちGFCにも、私たちにしかできないことはある、と感じています。それは悪い意味ではなく、私たちの「利権」である、とも考えます。それをいかに、お客様にわかりやすくお伝えして、お客様に私たちのお届けする商品やサービスを「欲しい」と感じていただくか。そんなことをずっと考えてきていますが、これからはさらにその考えを深めていきたいと思う今日この頃です。

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