【思い立ったが吉日】「エゴサーチ」をやってみた、その後。

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人間とは面白いもので、自分のことを知っていてもらえていると感じられれば安心したり、嬉しかったりするものだし、知られていないと感じると不安を感じたりします。最近では「自己承認欲求」という言葉も一般化してきましたが、なんとなくこの言葉には「自意識過剰」「かまってちゃん」という印象も含まれるような気がします。どちらにしても、誰でも心の底では、誰かしらに自分のことを知っていてもらいたい、と思うのが人情というものだと筆者は思います。

そんなわけで、以前このブログでも触れたような記憶がありますが、筆者はごく稀に「エゴサーチ」をします。ずいぶん前、おそらく20代後半の頃だったかと思いますが、エゴサーチをしてみたら、同姓同名の人物が京都で親子丼の老舗の店主をやっておられる、ということがわかりました。いつかはそのお店の親子丼が食べてみたいなあ、と思っていたのですが、約30年越しの願いが叶ったというお話を、今回の【思い立ったが吉日】ではご紹介させていただきましょう。

お察しの通り、冒頭の親子丼の写真が、まさにその老舗の親子丼になります。つい先日、2024年3月の終わり頃に、仕事で京都を訪ねる機会に恵まれました。訪問先は、京都駅の南側、桜の名所としても有名な東寺の近く。夕方からの打ち合わせをこなし、その後は会食という流れになりましたもので、訪問先からほど近い場所で宿を取り、一泊した、と。

翌日、別件の仕事で夕方までに大阪方面へ移動することになっており、お昼ごはんは京都で食べられそうだ。そこで思い出したのが、30年越しに食べてみたいと思っていた筆者と同姓同名の店主の親子丼でした。その老舗の所在地は、京都駅の北側エリア、いわゆる「祇園」と呼ばれるあたりからほど近く、八坂神社の参道と思しき細道沿いにありました。

店内に入ると、インバウンド需要というのはこういうことか、と実感できるほど、外国人観光客の方が席のほとんどを占めている様子で、ほぼ満席状態でした。京都では馴染み深い「にしんそば」もメニューの中にラインナップされており、一人で食事をしながらナレーションが流れる貿易商の会社員が主人公のドラマの如く、「えーい、迷った時は両方だ」と言いたかったですが、流石に両方を食べたら大阪までの道のりで体が重くなるだろうと思い、自重。注文したのは、親子丼一択でした。

お味は、「とても優しい」。玉子はいわゆる「ふわっとろっ」だし、出汁の味つけが絶妙に美味しい。かき込みたくなる欲求を必死でこらえ、じっくりと、ゆっくりと味わうように心がけました。同姓同名の店主が生み出したのか、それともその先代か、先々代かはわかりませんが、いずれにしても長年にわたり守り続けている味なのだろうなあ、と想像力豊かに思考を巡らす時間は、とても贅沢に感じました。

私たちGFCも、何年越しの願いでも決して諦めないこと、そして設立からこれまでに培ってきたことを大切にすることで、お客様により良質なサービスをお届けできるよう、決意を新たにする機会となりました。

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