自分を整えることの大切さ

こんにちは、タピオカです。

少し前のお話になってしまいますが、世界的なスポーツ冬季大会、とっても感動しました!個人としてはスポーツには縁がないのですが、世界のアスリートが競う姿を見ると、勇気をもらえますね。

個人的に一番好きなのはフィギュアスケートで、日本代表の有名選手の記者会見も見ました。今回は、そんな記者会見で語られていた「挑戦」をテーマにしたいと思います。

その選手は、ずっと「挑戦」をし続けています。会見では、挑戦は「誰でもやっていること」で、ただ自分はそのチャレンジが新しい技だっただけ、といったようなことをお話しされていました。世界的なスポーツ冬季大会という舞台で、他のどの選手と争う、というより自分との闘いであったことがうかがえます。子どもの頃のご自分のお話も出てきましたが、自分の中の声に応えることが、彼にとって生きる上でとても大切なことであると、感じました。

なぜそこまで強い精神力で前に進めるのか、とても不思議に思えますよね。

アスリートの方々は「いざ!」という時に最高のパフォーマンスが出せるよう、日々体のことだけでなく、メンタルも一緒に鍛錬していると聞いています。

私たち一般人でもどうやったらできるかな、とすこし書き出してみました。

・小さいことでも挑戦し続けてみると気付く

その選手が言っていたように、大小問わずみんな何かしらの挑戦をしています。定時に帰ることだって続けるには挑戦だと思います。ただ、継続するって何気ない「調子に悪さ」に左右されることで大きくぶれることがあります。

・調子が悪い時に何をしているか

身体的にも、精神的にも調子が悪いとストレス発散(ex.カラオケに行く、おいしいご飯を食べる、お酒を飲む、買い物をする、など)や、薬やサプリなどを飲む、といったことを試す方も多いかと思います。薬やサプリなどは一時的な効果であるものがほとんどのように感じますし、私自身も摂取した直後は「また次も頑張ろう」と思えたりしますが、その後、また同じ道を通ることも多いように思います。

時間やお金、健康といったものには限りがあるので、ずっと同じ道を通ればどんどん消費していってしまうのではないでしょうか。

・自分のパターンに気付く

「今日、ここが調子悪いな」「悪いパターンに陥っているな」といった客観的な視点で自分を見ることに、いつもよりも意識を向けてみましょう。無意識で行っていることは、自分では気付かない、もしくは気付いていてもないがしろにしてしまっていることが多いと思われるので、小さなことにも目を向けてみます

時間がないと嘆く人が、自分の時間を何に使っているか把握できていない状態、「なんとなく忙しい」と感じている感覚と似ていますね。自分のことを把握しなければ何もわからないし、行動は起こせないものです。

・どうなったらいいのかも一緒に気付く

調子が悪い時には、「本来はどうだったらよかったか」「本来なりたい姿になれたらどう感じるか」まで一緒に考えてあげます。本来の自分の気持ちに気付いて、ありたい姿に向けた行動をするだけで、調子の悪さは少しずつ解消されていくと思います。

・選択に迷わない

迷うことには、実はストレスがかかっています。日々の選択に迫られる状況は、結構なストレスです。自分の心が揺らがないと、選択も瞬時にでき、日々の迷いから解放されます。

「どうなったらいいか」を常に考えておくことで、迷わずに「次はこうしよう」「こんなパターンはこうしたい」といった形で、自分の心に少しずつ素直になることができ、選択がスムーズになります。

・素直な気持ちを認める

「私」を主語にすると、「本当にこれでいいのかな」「他人にどう思われるのかな」「後からしっぺ返しを食らうのではないかな」なんて思うこともあります。でもそのほとんどは自分の「思い込み」で、自分の気持ちにブレーキをかけている典型的な例です。素直に自分の気持ちを認めて、行動してみてください。

もしそれでも周りから小言を言われるようなら、周囲との関係性を見直してもいいかもしれません。

・自分の柱を作る

自分の素直な気持ちで行動できるのは、自己基盤が構築される1つの要素です。自己理解、自己基盤といった自分が揺らぐことなく、しなやかな柱があると、他者からの意見や行動、出来事に対しても「私はこうだ」と選択に迷わない、自分の直感や意思を大切にできると思います。

最終的には、その選手にはしなやかで折れない柱があり、自分の向かう方向が分かっている、自分の気持ちに目をむけて、いい時も悪い時もそれが自分であるし、そんな自分も、そして他人も愛おしいと思える、自己肯定感もとてもしっかり根付いているのだろう、と思います。自分をとても大切にできているからこそ、あの会見や周囲への気遣いができるのだと感じました。

アスリートだけが特別ではなくて、私たちも小さくも挑戦をして自分を理解し、そして自分の柱を持つこと、というのはできることです。誰と比べなくても素敵だと思える、そんな心をぜひ手に入れたいなと思います。

では次回もよろしくお願いします!

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