こんにちは。
ヒゲダルマです。
Windows Admin Center(WAC)がWAC1809として一般向けにリリースされ2年が経過しました。
最新のビルドは2007です。
新たな管理ツールとしてリリースされた WAC ですが、残念ながら、そこかしこの環境で見かけるかと言えば、あまり見かけず、正直普及したとは言い難い現状です。
WAC 自体、既存のMMCベースの管理ツール等を置き換える目的でリリースされた訳ではなく、共存前提だったとは言え、少々寂しいところではあります。
しかし、この間 WAC も放置されていた訳では無く、10回以上のバージョンアップを繰り返し、管理ツールとしての成熟度は増してきております。
と言うわけで、今回は最新の WAC をインストールし、変化を見てみたいと思います。
ちなみに、弊社では Windows Server 関連の導入/構築について多数実績がございます。
ご検討の際には是非ご相談頂けますと幸いです。
最新版の WAC インストーラーのダウンロードはこちらから。
推奨に従い、Microsoft Update を使用するを選択し、【次へ】をクリックします。
とりあえず、自己署名 SSL 証明書を選択し、【インストール】をクリックします。
インストールが終わったら、下記URLにブラウザーからアクセスしてみます。
WACのトップページが表示されました。
この段階ではWACをインストールしたサーバーだけが管理対象として表示されていますので、そのサーバーをクリックしてみます。
WAC1809 と比べて余り変化が無いように見えますが、左側ペインに Azure ~ というのが沢山追加されております。
ハイブリッド環境の管理ツールとしてリリースされた WAC なので、当然と言えば当然ですが、オンプレミス環境と Azure (クラウド)環境の橋渡しを担うツールとして、着実に進化していることが確認できます。
また、Azure Stack HCI のような大規模環境向けのIT基盤では WAC によるシステム管理が標準になるのだろうなぁとも想像されますので、やはり、少しずつでも触って慣れておくと良いかと思います。
ところで、Windows Server 関連の記事としては、以下の記事もございますので、お暇な時にご一読下さい。
Windows10、Windows Serverのサービスモデルまとめました
Windows 10 バージョン 1809 (October 2018 Update)、Windows Server 2019、Windows 10 LTSC 2019 リリース
Windows Server バージョン1709 と バージョン1803 – 半期チャネル SAC
Windows Server 2016 – LTSB(LTSC)
Windows Server のサービスモデル – Windows as a Service
Windows Server 2016 インストール
Windows Admin Center 2007 をインストールしてみた
Windows Admin Center 1809 をインストールしてみた
Windows Server 2019 インストールしてみた
以上、駄文散文ではございましたが、ご拝読ありがとうございました。
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