【EXCEL】ファイル名からタイトルをリストアップする

Excelのリスト作成で役立ったテクニックの覚書を、せっかくなのでブログで共有したいと思います。今回のテクニックが役立つシチュエーションは、最終的にファイル名に付けた連番と文字を分けてリストアップするとき。今回は、以下の条件で操作をして『ベンリだ!!』と感じた方法です。条件によっては、他の方法がもっと便利に感じるかもしれません。

・同じフォルダ内のファイルが対象
・ファイル名に付けた連番と⽂字を分割したい
・ファイル名の規則は全ファイル同じ(サンプルは連番6桁+「-」+サンプル+連番)

それでは、さっそく手順をみていきましょう。

まずは、ファイル名をコピーする

1.エクスプローラーでファイル名をコピーしたいフォルダを開く

2.ファイル名をコピーしたいファイルを[SHIFT]を押しながら選択していき、右クリック、【パスとしてコピー】を選ぶ。フォルダ内すべてを選択する場合は、[CTRL+A]を押すと一度に選択できる。

3.Excelファイルを開き、ペーストする。

4.ファイル名以外の文字を【置換】機能を使って削除する
貼り付けた文字が『C:\Users\sample\Desktop\サンプル\GFC001-サンプル1.pdf』なら、
①検索する文字列『C:\Users\sample\Desktop\サンプル\』、置換後の文字列は空白のまま、すべて置換

②検索する文字列『.pdf』、置換後の文字列は空白のまま、すべて置換

すると、ファイル名だけを抜き出せます。ファイル名をそのままリストアップする場合は、ここまでで完了です。

次に、ファイル名を連番と文字列に分ける
例:『GFC001-サンプル1』を『GFC001-』と『サンプル1』に分ける

1.連番を取り出す関数
=LEFT(分割元の文字が入力されたセル,左から数えて取り出したい文字数)

分割したい文字が、A1セルに7文字で入力されているのなら、B1セルに『=LEFT(A1,7)』と入力して確定すると、B1セルに『GFC001-』という値が返されます。

2.文字列を取り出す関数
=RIGHT(分割元の文字が入力されたセル,LEN(分割元の文字が入力されたセル)-左から数えて取り除きたい文字数)

分割したい文字が、A1セルに『GFC001-サンプル1』と入力されていて『サンプル1』を取り出したいのなら、C1セルに『=RIGHT(A1,LEN(A1)-7)』と入力して確定すると、C1セルに『サンプル1』という値が返されます。

※LENは文字列を文字数に変換する関数。『GFC001-サンプル1』は12文字。そこから『-7』すると『5』となり、『GFC001-サンプル1』の右から『5』文字が取り出されることになります。

さいごに、A列のファイル名すべてをB列、C列に取り出す

1.B1セルとC1セルを選択する

2.C1セル右下の角にマウスカーソルを合わせ、A列にデータが入っている一番下の行までドラッグする。

このB列、C列のデータをコピー(CTRL+CでOK)して、リストアップ用のファイルを開き、貼り付けたいセルを右クリックして、値をペースト  したら連番と文字を分けたリストの完成です。※値のペーストではなくCTRL+Vで貼り付けた場合、関数自体の貼り付けとなります。WORDにペーストするときは、また異なるオプションを選べますよ。

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