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いつぞや、「モバイル通信の進化」というタイトルで、かつての「エアエッジ」は高速移動中にはさっぱりつながらなかった、なんて話を書いたのを覚えておられる読者の方もいらっしゃるかと思います。その流れというわけではありませんが、今度は「携帯電話の進化」という話をしてみたいと思います。
今やスマホが当たり前の時代になっていますが、ついこの間ニュースで見たのは、意外とまだガラケーの人気は衰えておらず、新機種が発売されたりもしている、という話題でした。確かにSNSだゲームだなどと、通話やメールの機能以外を使わないのであれば、ガラケーで十分というのはよくわかります。とはいえ、パソコンでしか受信できなかったメールが受信できたり、SNSが見れたりと、スマホならではの機能の便利さが当たり前になってしまっている状況では、もはやガラケーに戻れないという人も、私を筆頭に多いのではないかと思います。
前回「モバイル通信の進化」でも、「昔はこうだった」などとドヤ顔で語ってしまう感じでかつてのモバイル通信事情を懐かしく思い返してみましたが、今回も懲りずに世の中に登場した頃の携帯電話事情を振り返ってみたいと思います。きっと今どきの若い方々(という言い方をしてしまう時点でオヤジ感はバリバリですが)からすると、「そんな時代があったの?」という驚きをたくさん感じていただけるのではないか、とまたもやドヤ顔をしながら期待をしつつ。
そもそも携帯電話のはしりって、「自動車電話」だったのをご存知でしょうか? 私は今から20数年前の大学生時代、某新聞社の本社編集局でアルバイトをしていたのですが、時折記者の方が使う黒塗りのハイヤーに乗って記者クラブまで届け物をする、という機会がありました。そのハイヤーの中に乗っていたのが、かの「自動車電話」でした。当時は電話といえば固定電話しかなく、せいぜいポケベルが普及したくらいの頃だったので、「すげえ、移動しながら電話ができるんだ!」と驚いたものでした。
それからしばらくして、肩掛けバッグのような重たい携帯電話を、記者の方が使っている姿を見かけることが増えました。今から考えたらとんでもない大きさと重さの代物ですが、これもまた当時からすると「歩きながらでも電話できるって、すげえ!」と思わされたものです。
さらに時が経ち、だんだんと携帯電話の大きさが小型化していって、今の固定電話の子機よりも大きいくらいのサイズになった頃、街中で携帯電話を使っている人の姿を見かけることが増えました。しかしその人たちのほとんどが、どこか怪しげなご商売をされているような風情の方々だったのを、鮮明に覚えています。まだ当時は、携帯電話の購入費用が激烈に高価だったこともあり、ほんとにセレブか、エセセレブくらいしか持つことができなかった時代のことです。
私が個人的に携帯電話を持てるようになったのは、確か27、28歳くらいの頃だったのではないかと思います。大きさはまだ、現在の固定電話の子機よりちょっと小さいくらいのサイズ。電話番号などを表示する画面はまだ小さく、液晶でモノクロだったのをよく覚えています。今から約20年前のこと。それを考えると、20年の間の進化はものすごい勢いだったのだなあ、と改めて思います。
私たちGFCも、設立が1998年ですから、もうまもなく20周年を迎えるまで至りました。この20年でどれくらい進化できたか、その評価はお客様からいただくべきものだと考えますが、これから先も決して進化を怠らないようにまい進していきたいと思う今日この頃です。
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