【思い立ったが吉日】社長という職業の孤独。

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主に世の中の流行や動きなどを受けて、思い立ったように書いた記事を掲載するという、【思い立ったが吉日】カテゴリー。今回は「社長という職業の孤独」というテーマでいきたいと思います。

このブログをお読みになっている方の「社長」に対するイメージは、どんなものなんでしょう。「エラい人」「お金持ち」「スゴい人」「高級車」「高級マンション」なんてイメージをするのは、ひと昔前の人でしょうか。最近の若い人たちは、あまり責任のある仕事を任されたくないし、エラくなりたくない、という人が多いという通説もありますから、そういう意味では「なりたくない」というイメージもあるのかもしれません。

大手企業の社長などは、テレビのニュースに登場したりすることもありますね。つい先日なんかは、大手外食チェーンの外国人社長の方が、なかなか業績が回復しないなどということでいろいろ叩かれたりもしていましたが、確かにそういう点では、あまりなりたくはないなあ、と思ってしまうかもしれません。

社長という職業に就いている方は、おしなべて「孤独」だったりします。常に雇っている社員の生活がおびやかされないように、事業を安定維持から成長基調に持っていかなくてはいけませんし、ましてや株式上場している企業の社長ならば株主の方々にも利益をもたらさなくてはいけない、という使命があります。それでいて社員の人たちからは給与や待遇の面での不満を投げかけられることもあるでしょうし、時には陰口を叩かれることだってある。経営陣の中には、かの大河ドラマで描かれる「軍師」のように苦言を言ってくれる人もいるでしょうが、ただただお世辞を述べるばかりの人というのもいるでしょう。「一体誰が本当のことを言ってくれているんだ?」と、疑心暗鬼になってしまう社長さんだっていると思います。

いろんな会社がありますし、社長もそれぞれなので、どれが正解というモデルはないと思います。業績をぐんぐん成長させたり、企業規模を大きくしたり、上場したり、世界へ進出したり、という社長はある意味で正しいでしょうが、絶対的な正解ではないでしょう。規模は小さいけれど、社員のことをとことん思ってくれて、誕生日にバースデーカードを送ったり、社員の家族にまで「おめでとう」と声をかけたりするのも、ある意味で正しい社長の姿だろうと思います。我がGFCの社長・吉野は、まさにそんなタイプの社長と言えます。

とある流通・小売業の社長さんは、新卒で入社してプロパー社員から店舗の現場を経験してきて、新店の立ち上げも任され、商品開発にも携わり、営業部長を経て社長になった、という人です。その会社は消費者からは「高級スーパー」というイメージを持たれたりしますが、実は「この価格でこのクオリティの商品を出せば安い」と感じられる価格帯で商品をラインナップしていて、しかもその商品一つひとつに対する知識とこだわりは半端ではなく、その会社のバイヤーの人たちは自分の担当するカテゴリーに関する「オタク」と言っても過言ではない人たちばかりです。

どうしてその社長の会社がうまくいっているかと考えてみると、結局は「哲学」がしっかりしているからではないか、と思います。いくらビジネスモデルが優れていて、業績をしっかり出せていたとしても、そのビジネスモデルを駆使して世の中に何を提供したいのか、という軸がしっかりしていないと、最終的にはうまくいかなくなるものだと感じます。

私たちGFCも、しっかりとした「哲学」を持って歩んでいきたいと思っています。よかったら「GFCクレド」も、合わせてご覧いただければ幸いです。

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