受験記/Microsoft Power Platform Fundamentals 認定試験

こんにちは、タピオカです。

たまにはエンジニアらしく、IT資格について書いていきたいと思います。

2021年はITではない資格を取得した年だったので、2022年はIT資格で新しいチャレンジしたいと思い、早速「Microsoft Power Platform Fundamentals 認定試験」に無事合格することができました!

ご存じない方に軽く紹介をいたしますと、「Microsoft Power Platform」はプログラミングの知識がなくても自動化やアプリの作成ができてしまう、とても便利なマイクロソフトの製品です。自動化、分析、ローコード、ノーコード、チャットボットやAIなども利用できます。中でもPowerAutomate(RPAツール)はWindows10でも無償で使えて、最新のWindows11にはデフォルトで搭載されております。

■勉強しようと思ったきっかけ

IT系の資格といえば情報処理試験、ネットワークやサーバの試験、というのもありかなと思ったのですが、今までも勉強を続けてきた延長上でのチャレンジではなく、新しい視点で「自動化・効率化」についての勉強をすることに。一番のきっかけは、私がプログラミングを勉強したいと思いながら、何度も挫折していて、苦手意識を感じていたからでした。今の小学生はプログラミングの勉強をしていて、「そんな子どもたちが大人になったら、あっという間に追い抜かれてしまうのでは」と思うと、少し怖い。そんな中「Microsoft Power Platform」は、IT系とはいえインフラ系の知識しかなく、こんなプログラミングのド素人の私でも扱えてしまうサービスなのが、とても魅力的に映りました。

■おすすめポイント

特にPowerAutomateに関しては、すぐにでも便利さを感じられるツールです。今まで手作業で確認していたこと、更新していたことが、ささっと自動化できる。それもプログラミングではなく、Web画面やアプリでポチポチとフローを作成していくだけ。もちろん、知識が全くのゼロから始めると、部分的に難しく感じるところもあるでしょうが、調べてみればナレッジはたくさん出てきますし、トレーニングも豊富にあります。技術的な部分よりももっと大切なのは、フローの理解や業務の組み立てや理解の方で、むしろ日々業務をこなされていらっしゃる方々の方が向いていると思います。

例えば、いつも定期的に届いているメールから添付資料をサーバに保存して、保存したことをチームにお知らせする、といった作業があるとします。これをすべて自動化にすることができます。1つの作業を減らせると、作業自体が10分でも、他の作業が中断されたり、頭の切り替えや準備等で見えない時間を使っていたところもなくなるので、体感はもっと軽くなった気がします。

■試験対策

私はいつも試験を受けるとき、「教科書読破」→「問題集をひたすら解く」→「模擬試験」といった順番で勉強します。今回の試験も含め、Microsoftのクラウドサービスの資格は公式にナレッジが公開されています。そのため、今回はWebで教科書や動画を確認しつつ、製品に関するウェビナーも受けました。さらには、問題集ではありませんが、ウェビナーを録画した試験問題対策の動画もあり、こちらも視聴しました。なんとすべて無償、かつウェビナーを受けていると試験代も1回分無料になるという、驚くべき手厚さ・・・。

何度かWebの資料やウェビナーを視聴して、ひたすら試験問題の解説を見て自分でも解く。自分の時間の工夫だけでとれてしまう気軽な試験でもありますが、問題集もなく、自己採点や何割できるかといった測定もできなかったので、正直なところ、受ける前は不安でした。

■試験当日

受けてみた感想としては、公式の勉強ツールだけで十分対策できます。そんないい点数ではないので偉そうなことは言えませんが、8割くらいの理解で本当にそのまま8割で合格といった感じでしたので、理解度=点数に結びつくものでした。

今回、試験会場以外でも受けられるというので、近くの安いコワーキングスペースを借りて受験をしてみました。自宅で環境が整っている方は、自宅でも受けられるので便利ですね。ちなみに日本語も違和感のない試験でした。今の技術の進歩はすごく、便利になったと感じます!20年近く前に試験を受けたときは、決まった会場で変な日本語で受けていたことが、今となっては懐かしいです。

勉強のコツとしては、私は基本的に通勤時間をメインに勉強しているので、ガッツリまじめにやっていなくても、試験へのチャレンジはできます。対策の一つとして、隙間時間をうまく使うというのはテクニックになるのかな?と最近思うので、またそれば別途書きたいと思います!

■まとめ

「Microsoft Power Platform」は、今までVBAだったり、プログラミングの専門的知識でカバーするようなことも、エンジニアではなくても手軽に扱える、革命的なツールだと個人的には思っています。それにMicrosoftのサービスなので、普段使用しているWindowsやOffice製品との相性もよく、とても便利だと感じています。

今回はまだアソシエイトの資格なので、実用的に使用できるよう勉強を続けたいと思います。そしてGFCのお客様でも業務でお困りのことがあった場合にご相談に乗れるよう、これからも検証を重ねていきたいです。ご興味あり方はぜひお声がけください!

では次回もよろしくお願いします!

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