【思い立ったが吉日】初詣での、気づき。その1

GFCのブログへ、ようこそ!

新年最初の【思い立ったが吉日】シリーズは、初詣に行ってきた際の気づきについて、触れてみたいと思います。

筆者が住んでいるのは、東京都品川区の片隅です。「品川」というと「キラキラ」な感じを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、そういう「キラキラ」な「品川」とは一線を画した、どちらかというと「下町」というカテゴリーに含まれるような町になります。この「下町」という言葉の定義も難しいところがありますが、筆者的な定義で言うと「昔から住んでいる人たちのコミュニティがある程度機能している町」ということになるでしょうか。ちなみにそんな地元住民と言える人の中には、かの天才ギタリストと称されるような方もいらっしゃるような町でもあります。「アーケードのない商店街としては日本一長い」と言われる商店街を歩いていると、そんな天才ギタリストの方がただのおっちゃんよろしく、Tシャツ・短パン姿で昼間からお酒を飲んでおられる様子を目にすることもしばしばです。

そんな町なので、「鎮守」というのでしょうか、地元に根づいた神社もあります。2022年のお正月は、その地元の神社に元旦から初詣に行ってまいりました。神社のことをよく知っておられる方にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、そこまで深く知識を持たない筆者としては、改めて元旦の初詣だからこそ、気づけたのではないか、ということがいくつかありました。

初詣の当日、こんなご時世ではありますが、神社の拝殿(拝みに行くところは本殿ではなく拝殿というのは、今回初めて知りました汗)に向かってそれなりの人数が参拝を待って並んでおりました。世間がまだ「オミクロン!」となる前でしたので、みなさん、わりとのんびりとした雰囲気で、それなりのソーシャルディスタンスを取りながらの行列となっておりました。

そんな行列に並んでいて、ふと、拝殿に向かって左側を見てみると、お名前と町名までの住所の書かれた木札の並ぶ「立て看板」のようなものが目に入りました。木札は何列にもわたって並んでいるのですが、その列の右側に「壱萬円」「参萬円」と、金額が書かれた木札があったりする。なるほど、寄進した金額に応じて、木札に名前と町名までの住所を書かれて、貼り出してもらえるのだな、と思った次第ですが、中には「十萬円」といった高額の寄進学が書かれた木札もあったりして、「よほど信仰が深いのかな」「いやいや、目立ちたいだけなのかな」などと元旦からいろいろな妄想が膨らんで、脳みそをグルグルさせておりました。

さらには、名前と町名までの住所の書かれた木札に目を留めてみると、神社の近所にある町名が多いのは間違いないのですが、中には「横浜市」「埼玉県」といった具合に、なかなかの遠方からの寄進者もおられることがわかりました。「かつて、この地域に縁があった人なのかな」「あるいは、この地域での商売をさせてもらっている人なのかな」「いやいや、やっぱり『ワシはこんなに寄進しだんだぞ!』と言いたいだけなのかな」などなど、元旦からさらに脳みそをグルグルさせられた、というわけです。

初詣に行っただけで、これだけ脳みそをグルグルさせられたわけですから、2022年というのは「脳みそグルグル」な1年になるのかもしれないな、などとわけのわからない想像を巡らせておりました。この「脳みそグルグル」を、GFCのお客様にとって有益なものにできるよう、精進していきたいと思います。

GFCのホームページはこちら

GFCへのお問い合わせはこちら

コメントを書く