【思い立ったが吉日】合宿免許体験記。その2

今回も【思い立ったが吉日】カテゴリー、合宿免許体験記の続編(その2)をお送りしましょう。筆者が体験した合宿免許の生活環境について、ご紹介させていただきます。

合宿免許初日、朝早くに最寄りの新幹線駅に到着し、マイクロバスに乗車して教習所まで連行、いやいや、送迎された筆者。車中、教習所の案内をDVDで見せてもらい、女子の宿泊施設はビリヤードやダーツがあり、大浴場もいい感じに紹介されていましたが、男子の宿泊施設は見るからに「男子はこんなもんでええやろ」感のある紹介のされ方をしており。なるほど、その辺から「厳しい」のね、と思いながら現地に着きました。

新入生説明会会場へ案内され、オリエンテーションを受けるわけですが、ここで「厳しい」側面を垣間見ました。「腕まくって、見せて。タトゥー入っている人は、入学できませんので」と、オリエンテーション担当の職員の方からの言葉が。「決して偏見を持っているわけではないけれど、これまでタトゥーを入れた人が入学して、問題を起こすケースが多かったから」というのが、教習所側の説明でした。なるほど、ここの教習所ではそういうルールなのだな、と理解しながら腕を見せていたら、筆者の前に座っていた方が席を立ち、帰っていかれました。「そうかあ」と思いながら見送ったわけですが、ここでもこの教習所の「厳しい」ところを感じた次第です。

視力検査などを経て、入学が決まったら、早速、学科の教習が2コマほどありました。時間は、すでに17時40分。18時に集合して宿泊施設を案内する、と言われていたので、夕食にかけられる時間はわずか20分。なかなかハードだなあ、と思いながら、食堂で夕食をいただきました。ちなみに教習料金の中に、三食の食事はついています。ありがたや、ありがたや。

案内された宿泊施設は、いかにも「合宿所」という風情。筆者も含め、10名ほどの新入生がおりましたが、施設のロビーと思われる1階のスペースにて、注意事項をもろもろ説明されます。寮長さんは、かなりご年配な様子。共同のお風呂は一人で掃除されているそうで、「22時には出てもらわんと、掃除ができんからよろしく」とおっしゃっておられました。比較的若い世代の方々は早速、部屋へと案内。筆者ともう一人は取り残され、若い世代の方々を案内し終えた寮長さんが戻ってこられたところで、「あんたたちは別棟だよ」と言われ、その「別棟」へ案内されました。聞いたところ、平成生まれの人たちは先に案内した部屋で、昭和生まれは「別棟」なのだとか。さすがに昭和生まれは常識があって、規律を守って生活するだろう、という考えのようでした。

案内された「別棟」は、各フロアにシェアハウスのようなスペースが4つあり、そのスペースに4部屋ほど、シングルの部屋が用意されていました。冷蔵庫は共有スペースにあり、トイレとお風呂は共同。なかなか年季の入った部屋ですが、個別のスペースが用意されていて、お風呂が自由な時間に入れるのは、「いい年のおっさん」からすると実にありがたい環境です。

そんなこんなで、生活環境ネタは、まだまだ続きます。懲りずにおつきあいいただけますと、嬉しゅうございます。

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