【思い立ったが吉日】ダイビングで洞窟に引っかかった話。その2

GFCのブログへ、ようこそ!

今回は先週に引き続き、【思い立ったが吉日】シリーズの「ダイビングで洞窟に引っかかった話」の続きをご紹介しましょう。前回もお伝えしましたが、スキューバダイビングは怖くないですよ。筆者は自分の経験本数に傲り、調子に乗って、洞窟に引っかかっただけですから。それに、そこから生還できているから、この話を書いているわけなので、ちゃんとすれば怖いことはありませんので、念のため。

「調子に乗って」ライトを持たず、洞窟に入る順番を最後にしたにも関わらず、慌てまくって仲良しの社長を洞窟の中で追い抜いていた、そしてタンクが壁面の岩に引っかかって前に進めなくなり、パニックになった、という話まで、前回は書かせていただきました。その時の自身を振り返ると、確かにパニックになってはいましたが、とりあえず「今、俺は慌てている。何をすればいいか。とにかく呼吸は整えよう」と考え、意識して呼吸はゆっくりするようにしていました。そうしないと、タンクのエア残量がどんどん減ってしまい、挙げ句の果てには死ぬこともあるから。そう考えるくらいは冷静にいられましたが、一瞬、ダイバーを描いた映画のダイバーが海底に沈んでしまっているシーンが脳裏をよぎったのは事実です。

ちなみに筆者が追い抜いてしまった、筆者より経験本数がはるかに多い仲良しの社長は、筆者に「ごめん!」と手を合わせて拝んだ上、来た方の入り口に向かって逃げて、洞窟を通らなくても行けるルートで洞窟の出口まで行ったそうです。それだけ海底の地形を知っているということにも驚きですが、拝まれたことにも驚きです(でも実は、ダイビングのルールで言うとこの行動は正しい、ということにもなります)。

結果として、前に進めなくなっていた筆者は、呼吸を整えながらジタバタしているうち、岩に引っかかっていたタンクが岩から外れ、前に進めるようになりました。「お、前に進める」と、出口に向かって進んでいたら、光が見えてきました。「やった、出口だ」と思っていたら、出口のところにダイビングショップのオーナーが迎えに来てくれていました。「こっち、こっち」と、左の方へ行け、と指さしてくれたので、「わかった、こっちね!」と指示通りに左の方へ行こうとしたら、またタンクが岩に引っかかった、というコントのような行動を取ったことが忘れられずにいます。

ダイビングは、本数を重ねれば重ねるほど、それまで知らなかったことを知れたり、できなかったことができるようになったりと、自分の成長を実感できるスポーツではあります。一方で、経験が増えるほど「自分はできるし!」と、慢心してしまうこともある、というお話でした。

私たちGFCも、できることに「できるもん!」と慢心することなく、「さらにできるようになるにはどうすればいいか」という向上心を持ちながら、常にサービスコンテンツの充実とアップデートに取り組みたい、と心から思っております。

GFCのホームページはこちら

GFCへのお問い合わせはこちら

コメントを書く