読書の秋・本を読むためのヒント

こんにちは、タピオカです。

前回は、本を読むことを私がお勧めするポイントをお伝えしました。でもそんな私のお勧めするポイントをご理解いただいたことで、みんなが読書を楽しめるようになるのであればいいのですが、ことはそう簡単ではないということも十分理解しています。

今回は微力ながら、もう少しだけ読書が楽しくなるための私からのヒントを3つほど、お届けしたいと思います。

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・読むきっかけと黄金体験

・継続は一口サイズに

・自己スタイルの確立

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以上の3つをご紹介させていただきます。

・読むきっかけと黄金体験

私が読書を楽しめるようになったのは、偶然のきっかけからです。

 このままじゃまずい、という漠然とした不安

 ブログとかSNSの投稿で目につくキーワード

 たまたま寄った本屋さんで目に入る

当時は全く本を読まなかったのですが、これらが重なり、たまたま手に取った本を読んでみたところ、まさに「目から鱗!」でした。子育て中だったこともあり、子育てと両立しながら働く人のお話や、そんな人が働く会社組織のお話は、とても心に響きました。また別の本では、私と同じ働く女性のお話に触れた時、「自分はなんでこんな苦しんでいたんだろう」と、ふと心が軽くなる瞬間がありました。興味のあるものであれば、どんな本でも良いと思います。私は今も「興味のあるもの」を選択の基準としながら本を選んでいて、最近では社会心理学の本など買って読んでいます。

本を読むことで、自分の視界が開けたという体験が、次の読書欲を生み出しているのではないでしょうか。興味を感じる本を手に取るのもよし、知り合いからお勧めされた本でもよし、好きな芸能人のマネをして読んでみるのもよし、です。「視界が開けた」という黄金体験を得られると、次のステージに継続すると思います。

・継続は一口サイズに

「継続は力なり」と言いますが、少しずつでもいいので、継続して本を読む習慣を身につけてみるといいと思います。私の場合、隙間時間があったら、とにかく本を読んでいます。移動や待ち時間の間は、必ずと言っていいほど読んでいます。もちろん隙間時間でなくても、例えばカフェに入った時には読むとか、自分にとって特別な空間で時間を決めて読むとか、もありでしょう。

個人的には、細切れに読むのがオススメです。以前、参加していた読書会では、20〜30ページを読んでは15分ほど感想をシェアしつつ、雑談もする、というルーティンがありました。開催時間は、いつも30分前後。3ヶ月で1冊ぐらいしか読めませんが、だんだんと読書に慣れてきて、気がつけば「読書家」と呼ばれるほどに成長した参加者の方もいらっしゃいました。その方の場合は、「読書を続けられている」という自己肯定感や、洗顔や歯磨きのように習慣化できたことで、「読書家」にまで成長できたのではないか、と思います。

・自己スタイルの確立

読書の黄金体験ができ、習慣化して継続できるようになったら、次は読書を自分の中で「最適化」するといいと思います。私の場合は、本の購入は紙の書籍と電子書籍の「ハイブリッド」です。長く読みたい本は、紙の書籍か電子書籍で購入してしっかりと読み、興味が5〜6割程度の本は古本屋さんで紙の書籍を購入して読む。時期が来たら「棚卸し」をして、「そろそろいいかな」と思う本はフリマアプリで売り、それを次の本の購入資金にしたり。なんだかんだで毎月、1万円くらいの本を購入しているので、節約も大切です。

自分の習慣としては、家では紙の書籍、電車で読むのは電子書籍、という感じになっています。とはいえ、割合としては紙の書籍の方が多いです。やっぱり、ページをめくって読むのがなんか好きです^ ^それと読むタイミングもある程度決めており、電車内の移動時間や病院の待ち時間、一人でランチしている時などを活用しています。特に読みたい本があるときは、一人カフェで特別な感じの時間を過ごしたりもしますが、逆にマンガは家でお酒を飲んだ後にダラダラと読んでいます。

最後にもう一つ、管理アプリで読んだ本を把握しておく、というのもお勧めしておきます。純粋に読んだ本の数が見えると嬉しいですし、誤って同じ本を買わなくて済みます。そんな自分ならではのスタイルが確立できると、読書がもっと楽しくなると思います。そして楽しいことは、学びも深い! モチベーションも、内容が自分の中に浸透していく割合も高まる気がするので、「良いことだらけ」な読書へと進化していくと思います。

世の中の読書家の人に比べたら、私も亀ペースですが、それでも数年たてばもう200冊を読破できています。人それぞれだと思いますが、自分のペースを掴むことを大切にして、私はこれからももっといろいろな本を読んでいきたい、と思います。

ついでに、読書会したい人もコソっと募集しています。

では次回もよろしくお願いします!

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