【思い立ったが吉日】「ヒット」を生み出すことの大切さ。

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今回の【思い立ったが吉日】は、前回、私の好きなミュージシャンの話題で「オタク」の存在価値について言及させていただいたので、また今回も「音楽」ネタから、話題を展開していってみたいと思います。

私はそこまで音楽が専門ではありませんが、どうやらヒットする曲にはいくつかの法則があるようです。その内の一つが、ヒットする曲の「コード進行」というものがあるらしい。深夜に近い時間帯の番組で、ミュージシャンがゲストで登場してそれぞれのこだわりを紹介するような番組があったのですが、そこにヒットメーカーとして有名なアレンジャー(編曲者)の方が出演されていたことがありました。その中で、そのアレンジャーの方がキーボード(パソコンのではなく白と黒の鍵盤で構成された楽器の方ですよ!)を使って実践しながら、ヒット曲のコード進行を解説されていました。確かにその方の演奏を聴いてみると、ヒット曲には似通ったコード進行が使われていることがわかりました。なるほど、作曲を生業とされている方たちは、そんなノウハウを駆使しながら、ヒットするであろう曲をつくり出しているのだなあ、と感心しながらその番組を見ておりました。

「ヒットをつくる」というのは、とても大事なことだと思います。「ヒットをつくる」ということは、ミュージシャンにとってはお金を生み出すことになり、それによってさらに新たな楽曲や作品をリリースしたり、音楽以外の活動に進出したり、ということへの原資となるからです。その「ヒット」した作品が自分にとってやりたいこととは違っていたとしても、「ヒット」を生み出さないことにはやりたいことをやるための原資も生まれてこない。前回のブログで紹介した私の好きなミュージシャンも、デビュー当時はコミックバンドのような扱いを受けていましたし、テレビ番組の出演など仕事のスケジュールが過密になって「テレビのために働いている」といった自虐ネタのような、愚痴のような楽曲をアルバムに収録したりしていました。やりたいことをやるために「ヒットをつくる」わけですが、それによって自分たちが意図したものとは違うイメージで世の中に伝わってしまったり、本来やりたいわけではない仕事もたくさんやらなくてはいけなくなったりする。これはミュージシャンとかタレントとか芸能人とか、華やかな世界で活躍されている方々に共通する悩みのような気がしますが、それは決して華やかな世界だけのものではなく、私たちが暮らす中でも身近なことのように思います。

私たちがお給料をいただくには、お客様から価値を感じていただき、それに対する対価をいただく必要があります。語弊はありますが、それはあくまでお客様に評価をいただけることであって、それが必ずしも「自分のやりたいこと」とイコールかというと、そうではないことの方が多いのではないかと思います。「自分のやりたいこと」ができるようになるためには、多くのお給料をいただけるようにならなくてはいけないわけで、それはつまりお客様からより高く評価され、価値を感じていただけるものを生み出す必要があります。それはあたかも、ミュージシャンたちが生み出す「ヒット」と同じように。

私たちGFCも、お客様から高く評価いただけるような「ヒット」するサービスをつくり出す努力を続け、自分たちがやってみたい、挑戦したい、と考えているような事業やサービスの創出を目指していけたら、と思います。そしてそれが、さらにお客様から高く評価いただけるようなものになるよう、願いながら。

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