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今回の【思い立ったが吉日】は、最近流行りの「映え」についてお話ししてみたいと思います。
「インスタ映え」なんて言葉がまことしやかに語られるようになってずいぶんと経つ気がしますが、「インスタ映え」する食べ物を購入して撮影したら捨てちゃう、みたいなことが横行しているなどというニュースが拡散されてみたりと、なんだか世の中「インスタ映え」についてザワザワしているような気がしてならない今日この頃です。確かに「インスタ映え」する写真をアップして、たくさん「いいね」がもらえると、人間誰しもが持っている承認欲求を満たせられるでしょうが、それも度が過ぎると眉唾ものになってしまう、これまた今風な言い方をするなら「痛い」感じになってしまうように思います。
先日もテレビ番組で、顔出しNGのゲストに根掘り葉掘り話を聞くために、MCもゲストも人形になって登場するというトーク番組を見ていましたら、SNS上でキラキラしている、いわゆる「リア充」を演じる女子がゲストに登場していました。本当はその女子は大阪で地味な会社の一般事務で働いているそうなのですが、SNS上では東京の中心部で素敵な彼氏との毎日を過ごしている女子、というのを演出しており、そのために日帰りもしくは一泊二日の弾丸旅行で東京へ行き、それっぽく見える写真を一生懸命撮影してはSNSにアップする、という涙ぐましい努力をしている、というのです。そこまで徹底していればある種の「職人技!」とも言えそうなので、「スゴい」とも言えるのですが、一方でそこまで「映え」を気にしないといけない理由って何なんだろう?とも感じました。
「映え」というのは、要は自分をプレゼンする行為のようにも思えます。「セルフブランディング」などという言葉も巷では言われたりもしますが、確かにこれからの時代、この人は一体何ができるのか、おつきあいをすると何をもたらせてくれるのか、というのをわかりやすく提示できていた方が、仕事でもプライベートでもいろいろとうまくいくことが多くなるような気もします。しかしながらあまりに「映え」を意識し過ぎて、身の丈以上のものを提示し続けることは、「バレる」という結果になることもあるだろうし、そうでなかったとしてもいずれ疲れてしまうのではないかと思わずにはいられません。
「身のほどを知る」というのは、とても大切なことなのではないでしょうか。これは決して悪い意味ではなく、たとえば就職や転職をするという場合でも「自己分析が大事」などと言われることがありますが、やはり自分がこれまでやってきたことを客観的に見ることができなければ、これからどういうことができるのかの判断もつかないのではないかと思います。自分のことを適正にプレゼンするためには、自分を客観視して「身のほどを知る」ことは不可欠ではないか、と考えますがいかがでしょう。
私たちGFCも、決して自分のことを大きく見せようとはせず、身の丈で自然体でいながら、自分たちのことを客観視することで、お客様にどんなサービスが提供でき、それがどう喜ばれるのかを真剣に考えていきたい、と心から思います。
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