【思い立ったが吉日】C2Cのサービスが進化している、と思う。

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今回の【思い立ったが吉日】は、IT的に言うならいわゆるC2Cのクラウドサービスって結構便利だなあ、と感じているという話をしてみたいと思います。

かつてガラケーが主流だった頃、ネットオークションにハマっている友人がおりまして、彼はとにかく始終ガラケーの画面とにらめっこをしている印象がありました。その画面をチラッと見させてもらったところ、今から思えばその画面の見づらいこと、見づらいこと。まあその当時は、自分もガラケーを使っていたものですから、それほど「見づらい」と感ぜずにいたと思うのですが、とにかく見づらいし、スクロールが長くていつになったら自分が見たいところまで到達するのだろうか、と途方に暮れる(は言い過ぎのようですが)。まあIT風に言えば「UI(ユーザーインターフェイス)が悪い」、ということになるんでしょうね。それにオークションの取り引きをする上では、友人はそんなに痛い目に遭ったりはしていなかったようですが、やれ「思っていたものと違ったものが届いた」とか、やれ「入金したのにその後の連絡がなくなった」とか、いろいろとトラブルがあったという話はよく耳にしていました。

そんな当時の記憶しかない中、すっかりネットオークションなどには触れる機会がなかったのですが、やれチケットの個人間取引サービスだとか、オークションの個人間取引サービスだとかがテレビのCMでも流れるようになったりして、これはこうしたC2Cのサービスがかなり一般に浸透してきたのだろうなあ、と感じておりました。つまりそれは、ネットオークションフリークのような人でなく、一般の人でも気軽に利用できるようになってきたのだろうか、と思っていたところ、ちょうど諸事情があってとあるアーティストのライブのチケットを転売しなくてはいけない機会が訪れました。

さっそく、チケットの個人間取引サービスのサイトにアクセスしてみたわけです。なんなら、会員登録はFacebook連携でいい、と。あれまあ、ずいぶんとお手軽じゃない、などと感動しながら、個人情報を登録し、ささっと自分が出品したいチケットの情報も登録。出品した後に、利用規約みたいなものを見ていたら「本人確認を取った方が信用度が増して取引が成立する確率が上がる」などと書いてあるのを見つけまして。じゃあやろうじゃない、とパスポートをスマホで撮影して送ろうとしていた矢先に、問い合わせの連絡が入っており、「本人確認はされてないんですか?されていれば入札したいです」というご利用者の方からのメッセージが。「すいません、出品を先にしてしまったので、今やってます」と返信しながら、本人確認書類を送付すると、あっというまに承認の連絡が来て。

そしてなんと出品から数時間後、落札されてしまったのです。あっという間のことでした。落札された方とのやり取りを重ねる中で、その方のご連絡先なども表示されるようになり、サイトが指定している郵送の仕方で発送まで対応しました。いやあ、スピーディ。いやはや、便利。

おそらくは他のC2Cサービスも、こんな調子で楽々と使えてしまうのだろうな、と思っています。かつてのネットオークションから比べたら、こんなにも進化しているものなのか、と感動すら覚えました。まあそうは言っても、個人間取引ですからトラブルはどこかにあるのでしょうが、なんというか、利用者間のモラルが自然とでき上がっていて、かつてよりもやり取りが心地よくできているようにも感じました。

私たちGFCにはまだこうしたC2Cサービスに絡むプロジェクトへの参画は経験がありませんが、今後何らかの形で関わっていった時、ユーザーフレンドリーなサービスをつくれるように努力していきたい、と未来を思い描きながら決意を新たにした次第です。

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