HPE ARUBA 2530 スイッチ をセットアップしてみた

こんにちは。
ヒゲダルマです。

先日、とある案件で HPE 社の ARUBA 2530 を扱うことになりました。
ARUBA 2530 シリーズは ARUBA ブランドではエントリークラスに位置する製品でレイヤー2スイッチとなります。小規模なシステムのコアスイッチとして、或いは大規模システムのエッジで使われることが多いようです。

L2VLAN、VLANベースのACL、ポートトランキング、リンクアグリゲーション等をサポートしており、L2スイッチとしては標準的な製品だと思います。
また、モデルによってはPoE+ による電力供給もサポートしておりますので無線 AP 向けのスイッチとして利用することも可能です。
もちろん、Web GUI や CLI による高度な管理インターフェイスも提供されております。

さて、今回は ARUBA 2530-48 をセットアップしましたので、初期セットアップの流れを備忘録兼ねてブログに残しておこうと思います。

当該スイッチにはIPアドレスや管理者アカウント、パスワードといったものは設定されておりませんので、初期セットアップではそれらの設定を行うことになります。

▼ARUBA 2530-48 外観
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先ず、初期セットアップで必要になるのが、RJ45 to DB9 コンソールケーブルです。
CISCO 製品等でもお馴染みのネットワーク機器のセットアップには欠かせないケーブルですね。
HPE ARUBA のオプション品としては、JL448A という型番で販売されておりますので、ARUBA 購入時に一緒にご購入頂くと宜しいかと思います。

▼RJ45 to DB9 コンソールケーブル
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それから、USBシリアルケーブル(USB type A to D-sub9ピン)も欠かせません。
最近のパソコンにはシリアルポートがありませんので、前述の RJ45 to DB9 コンソールケーブルをパソコンに接続するには USBシリアルケーブルを介する必要があります。
メーカーはどこでも構わないですが、Windows のドライバーが必要となりますので、最近であれば Windows 10 用のドライバーが提供されている製品を選択頂くと宜しいかと思います。
ちなみに、私は BUFFALO の BSUSRC06 という製品を使用しております。

▼USBシリアルケーブル
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で、前述のケーブル2種を用いて以下の通り、スイッチとパソコンを接続します。

▼RJ45 to DB9 コンソールケーブルを ARUBA のコンソールポートに挿します。
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▼RJ45 to DB9 コンソールケーブルとUSBシリアルケーブルを接続し、パソコンのUSBシリアルケーブルポートに挿します。
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これで初期セットアップの準備が整いましたので、初期セットアップを始めます。

パソコンにシリアル接続に対応したターミナルエミュレーターを用意する必要があります。今回は Windows の Tera Term を使用します。

▼Tera Term
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▼Tera Term を起動し、シリアルを選択し、適切なポートを選んでOKします。
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▼真っ暗な状態になりますが、慌てず、Enter キー を2回押します。
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▼真っ暗画面から遷移し、管理者アカウントの設定を求める画面が表示されます。
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▼適宜、管理者アカウントを入力し、Enter キーを押します。(ここでは admin としました。)
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▼管理者のパスワードを設定するよう求められますので、同じパスワードを2回入力します。
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▼自動的にログインし、CLI モードになります。
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▼試しに、show running-config コマンドを実行し、現在の設定状態を見てみます。
デフォルト VLAN 以外、何も設定が無いことが確認できます。もちろん、IPアドレスも設定されておりません。
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▼そこで、setup コマンドを実行します。
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▼キャラクターベースではありますが、分かり易いセットアップ画面が表示されます。
カーソルキーでカーソルを移動し、IP Config を Manual にします。
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▼さらにカーソルキーと Tab キーを使ってカーソルを移動し、Edit を選択します。
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▼適宜、IPアドレスとサブネットマスクを設定します。
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▼カーソルキーと Tab キーを使ってカーソルを移動し、Save を選択します。
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▼ARUBA と パソコンを LAN ケーブルで接続し、上記で設定したIPアドレスにアクセスすると、以下の通り、Web GUI のログイン画面が表示されますので、先ほど設定したアカウント情報を入力し、ログインします。
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▼以下の通り、Web GUI が表示されます。
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以上のような感じで、初期セットアップは完了です。
この後は先ず Firmware の更新を行い、その後、必要な VLAN やトランキング等の設定を行っていく感じです。

如何でしたでしょうか?
ARUBA 2530 スイッチの初期セットアップ、簡単ですよね。
今回はご紹介しませんが、Web GUI も非常に洗練されており、設定や動作監視等も行いやすい印象です。

と言うわけで、今回は HPE ARUBA 2530 スイッチの初期セットアップをご紹介致しました。

なお、弊社では、HPE 製品に限らず、CISCO や YAMAHA といった各種ネットワーク機器も数多く取り扱っております
ネットワーク機器の新規導入、リプレース、保守サポート等、ご入り用の際は是非ご検討頂けますと幸いです。

以上、駄文散文ではございましたが、ご拝読ありがとうございました。

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