【思い立ったが吉日】目で見て、手で触って、肌で感じないと。

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今回の【思い立ったが吉日】は、百聞は一見に如かず、という体験をしたことについてご紹介したいと思います。

先日、家族で静岡の観光地の方まで旅行へ行ってきました。その泊まった旅館の目と鼻の先に、ワニがいっぱいいるというので知られたアミューズメント施設がありました。小さい子どもと一緒の旅行でしたので、やはりそこは行かざるを得ないだろう、という感じで旅先を訪ねた次第でした。

しかしながらそのアミューズメント施設については、ずいぶん昔に私の姉が自らの家族と、私の母親を連れて旅行に行った際に訪ねたことがありました。その訪ねた感想を、母から「暑いからなのか、ワニがちっとも動かないから面白くも何ともなかった」という風に聞かされていたのです。それからというもの、私の中のイメージでは、そのアミューズメント施設は「ワニがちっとも動かない、面白くない施設」というものになっていました。

そんなイメージについて、私は家族に話していたのですが、「まあとりあえず行ってみてから判断しましょう」とたしなめられていました。もちろん、私も聞いただけの話ですし、私の母親はどんな話でも常に若干「盛る」傾向にある人だったので、自分の目で見てみないと本当のところはどうなのかはわからない、と考えてもいました。

さっそくその旅行の初日に、そのアミューズメント施設を訪ねていきました。思った以上にその施設は規模が大きく、近隣にある建物が二つと、さらにもう一つ離れた場所に建物があるという構成になっており、離れた場所の建物へは専用のバスで行くことになっている、というのにまずは驚きました。そして「ワニがいっぱいいる」という話だったのに、最初に訪ねた建物にはワニはまったくおらず、むしろ大規模な「植物園」と言えるような施設が広がっていたのです。熱帯でしか見られないような珍しい植物だったり、大きな大きな蓮の葉だったり、それだけでもずいぶんと楽しませてくれる施設じゃないか、と認識を新たにした次第でした。

では一体、ワニはどこにいるのかと思ったら、最初に訪ねた建物とは別の、目と鼻の先にある建物の方だと言います。そちらの方に訪ねていったところ、確かにいました、ワニさんたちが。夏も真っ盛りの時期に訪ねたこともあり、母親の言う通り「ちっとも動かない」ワニさんたちがぞろぞろといました。しかしながら世界のさまざまな地域にいるワニが一堂に会しているので、その種類は千差万別。実はワニの種類には大きく二つあって、顔が細長い種類といかにも私たちが「ワニ」と認識している顔つきをしている種類とがあるということも、ここを訪ねたことで知ることができました。

さらに少し離れた場所にある建物には、放し飼いのようにされているレッサーパンダがいたり、小さな子どもであれば背中に乗れるゾウガメがいたり、水に浮かんでいる蓮の葉に乗ることができたりと、なかなかエンターテインメントな感じがあって結構な勢いで楽しむことができました。

やはり何事も、聞いたことだけで判断するのはよくありませんね。実際に自分の目で見て、手で触れて、感じることが大事だと改めて思いました。私たちGFCも、書籍や資料、WEBサイトなどに書かれていることだけで判断するのではなく、現場で得た知見を大事にする姿勢で日々の業務に臨んでいきたいと心を新たにしました。

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