【思い立ったが吉日】同窓会っていいもんですね。

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今回の【思い立ったが吉日】は、同窓会の話題にしたいと思います。

かの有名なSNSを利用し始めてもうずいぶんになるような気がしますが、このSNSを使うことでビジネスがうまくいっただとか、うまくいかせるためのコンサルティングをしますだとか、なんだか怪しげなことを語る人たちが一時期、うようよしていたことがありました。しかしながらそういう人たちが最近は鳴りを潜めてきたようですが、それは結局、SNSを使うだけでビジネスがうまくいくようなことはない、と多くの人が気づき始めたからではないかと感じています。

そんなSNSの利用によって、「これはすごい!」と一番感じたことは、私は個人的に古い友人たちとの再会をたくさん経験できたことだと思っています。少なくとも私は、このSNSを通じて30年ぶりの再会を果たした、という友人が数十人います。言い換えれば、このSNSがなければもしかすると一生、再会することがなかったかもしれない人たちとも言えるわけです。そういう意味では、このSNS様さま、と感謝しています。

先日も、中学校の卒業以来の再会になる友人たちと、一席を設けてきました。一人は高校を卒業してから自動車好きが高じてとある大手自動車ディーラーに整備士として就職し、今でもその会社で働いているという友人で、もう一人はいくつかの転職を繰り返し、現在はハイヤードライバーとして活躍しているという友人。さらにもう一人は、高校を卒業後に大手精密機器メーカーへ就職し、その後父親が経営する会社を引き継いで社長をやっているという友人です。中学時代のことを振り返って、まさか彼らがそんな人生を歩むことになるなんて、まったく想像がつかなかったわけですが、彼らの軌跡を再会することで知ることができ、こうして記述できるのは何とも感慨深いものがあります。

そして何より、彼らと会話をしていると、中学時代の記憶が鮮明に蘇ってくるのが楽しくて仕方がありません。現在はハイヤードライバーの友人が、修学旅行で東北方面に行った際、わんこそばを100杯以上完食してそのお店の記録に刻まれたとか、また聞きで聞いた話を本人に確かめたら事実だったとわかったのは、改めて驚いたとともに確認ができてよかったと思えたり。一席を設けたその場にはいない誰と誰が実はつきあっていたとか、実は誰が好きだったとか、何だか甘酸っぱくて仕方がない話題に花が咲いてみたり。側から見れば40代半ばのおっさんたちが昔話に花を咲かせているだけのことですが、その当事者である私たちからすると、古い記憶を改めてたどる「旅」のような感覚がとても心地よかったのであります。

それにこうした同級生たちとの一席は、仕事のしがらみや利害関係とは一切縁がなく、ただただバカ話をしていればいい空間であり、変な気遣いもいらないというのも心地よさの要因として大きいのだろうと思います。まだ若い世代の読者の方にとっては「何のこっちゃ?」という話かもしれませんが、あと10年、20年ぐらいすると、大きくうなづけるようになると思います。

バカな話をさんざんしながらも、今の彼らがそれぞれのフィールドで活躍していることは、私にとっても励みになります。自動車ディーラーで整備士からキャリアをスタートした友人は、今は新人の教育担当を任されているそうです。ハイヤードライバーの友人は、要人や会社役員などの社会的立場のある人たちを空港から自宅へ送り届けたりする機会を得ているそうです。父親の会社を継いだ友人は、今は大学生の息子に将来継がせるために、まずは他の企業で社会人経験を積ませようとしています。中学時代の彼らからはまったく想像ができないような姿に、自分は彼らにどんな風に映っているだろうか、と思いを巡らせたりしていました。

私たちGFCも、長くおつきあいいただいたお客様だったり、ご無沙汰していたお客様だったりに、「ずいぶんと成長したなあ」「進化したなあ」と感じていただけるように、日々の努力と研さんを怠らないようにしていきたい、と決意を新たにしています。

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