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2022年12月、代表の吉野が那覇マラソンにチャレンジし、自己ベストを更新したというお話は、こちらのブログでもご紹介させていただきました。完走直後、吉野から「走っていると、いろいろなことを考える」という話を聞いたのですが、そんな話を聞きながら筆者が感じたことを、今回の【思い立ったが吉日】ではご紹介させていただこうと思います。
当たり前の話ですが、マラソンは一人で走ります。例えばテレビでマラソン大会だったり、駅伝大会だったりを観ていると、観賞する側としては「●●、がんばれ!」などと特定の選手を勝手に応援することは少なくないでしょう。しかしながら、冷静に考えると「●●、がんばれ!」と応援される側の気持ちになれば、「こっちは一人で走って、必死にがんばってるよ、うるせえな」という気持ちになるのではないか、と思ってしまうのですが、それは筆者の精神が歪んでいるからでしょうか。はい、そんな気がしてきました。
完走後に吉野が語った話で印象に残っているのが、「今回、確かに自己ベストは更新したけれど、振り返ってみれば、あのタイミングで少し休んでしまったと思う瞬間がいくつかあった。その瞬間に、休まないで走れ、と自分を鼓舞していたら、もしかしたらもっと記録を更新できたかもしれない」という話でした。一人で走っていると、今、この瞬間にがんばっている自分を褒めてあげたいと思う自分もいるし、いやいやもっとがんばれるでしょうと鼓舞する自分もいるのでしょう。そんなせめぎ合いを繰り返す中で、「休みたい」と思うのも自分でしょうし、「休もう」と思うのも自分。「休まないで走ろう」と思うのも自分、という状況なのだろう、と想像します。
そんなせめぎ合いを繰り返して完走した後、そのせめぎ合いを振り返ってみて、「あの時、休まずに走ればよかった」と思うことこそ、「内省」と呼べるものではないか。筆者はそう思い、「内省」の大切さを改めて確認できたように思います。
「内省」とは、「反省」「内観」などと解説されているケースもありますが、筆者にとって納得ができる解説は「自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省みること」というものです。果たして自分には、そんな場面があるだろうか、と振り返ってみた時に思い起こされるのは、これもまた吉野と同じ趣味でもある、スキューバダイビングでの経験です。
前にもこちらのブログで書いたと思いますが、狭い洞窟で岩に引っかかり、前に進めなくなった経験があります。その際、もしかしたら、と頭によぎるものがあったものの、慌てている自分が今すべきことは、呼吸を整えることだ、と考え、おかしな話ですが呼吸を整えながら暴れていたら、岩に引っかかっていたボンベが取れて、前に進めるようになって、助かった、という経験でした。どんな状況においても、今自分がなすべきことは何か、を考え続けることが大切なのだ、と理解できた経験でした。
そんな筆者と一緒にダイビングをした際に、バランスが取れずにジタバタしていた筆者の姿を未だに「あいつはいつでもジタバタしている」とネタにしてくださる吉野には、感謝の気持ちしかありません。
私たちGFCも、今置かれている状況がどんなものか、をしっかりと見極め、次に何をなすべきかを冷静に考えられるようになるべく、社員一同、全員で努力を続けていきたいと思っております。それが結果として、お客様にお届けするサービスのレベル向上につながる、と確信しております。
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