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「プラン・ドゥ・シー」となどいう言葉を耳にしたことは、社会人であれば誰しもあるのではないでしょうか。マーケティング界隈の人であれば、「何を今さら?」と思う方も多いでしょう。しかしながら本来的な「プラン・ドゥ・シー」のスキルとは、日常的に鍛えておかないと身につくものではない、と筆者は考えています。今回の【思い立ったが吉日】シリーズでは、そんな日常にある「プラン・ドゥ・シー」について考察してみましょう。
「プラン・ドゥ・シー」とは、直訳すれば「計画・実行・検証」となりますね。これをループさせることでブラッシュアップされる、なーんて横文字並べて、したり顔で解説する人もいるのでしょうが、筆者としてはこの「計画・実行・検証」の前に「疑問・」とか、「問い・」とかを加えた方がいいのではないか、と思うのですが、いかがでしょう。
なぜかというと、「計画」するにあたって何かしらの「疑問」「問い」がなければ、的を射た「計画」にならないと思うから。「これってなんでこうなってしまうんだろう」というところからスタートしないと、その原因を究明しようという気持ちにならないし、そもそも原因として考えられるものは何か、を考えることもしないのではないか、と思うのです。さらに言えば、人間というものは「だって、こういうことがあるからできないんだもん」と後ろ向きにとらえてしまいがちなものだと思うのですが、その「こういうこと」がなぜ起きているのか、を「疑問」に思い、「なぜだろう」と自らに「問い」かけることをしなければ、その原因を究明するための適切な「計画」が立案できないのではないでしょうか。
筆者にとってごく身近なことを、例に挙げてみます。このブログの【思い立ったが吉日】シリーズを継続的にご覧いただいている方はご存知でしょうが、筆者はよく自炊をしています。よく「だしの素」を使うのですが、スーパーに行くとかつおだしだったり、あごだしだったり、こんぶだしだったりと、「だしの素」にもいろいろなラインナップがあります。「なぜだろう」と思った筆者は、ものは試しとかつおだし・あごだし・こんぶだしの三つを購入しました。そして味噌汁を作るにあたり、三つをすべて投入してみたところ、とても深みのある味わいに仕上がった。なるほど、いろんな素材のだしを合わせると、こんな深い味になるんだ、と感動したわけです。
「だしの素」に種類があるのはなぜ、が「疑問」。複数の「だしの素」を買ってみよう、が「計画」。複数の「だしの素」を使って味噌汁を作る、が「実行」。複数の「だしの素」を使ってみたら味わいが深かった、が「検証」ということになりますよね。この「プラン・ドゥ・シー」があったから、「じゃあ『素』じゃなく、実際に素材からだしを作ったらどうなるのか」という新しい「疑問」が沸くわけです。すいません、先に謝りますが、実際に素材を使っての「プラン・ドゥ・シー」は、まだやってません。いずれやります。はい。
そんなわけで私たちGFCも、お客様へお届けする商品やサービスについて、ただ漫然と「プラン・ドゥ・シー」をループさせるのではなく、「プラン・ドゥ・シー」の前に「疑問」「問い」をきちんと加えるよう心がけ、商品やサービスのさらなるアップデートに取り組みたい、と決意を新たにしております。
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