【思い立ったが吉日】ダイビングで洞窟に引っかかった話。その1

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今回もまたまた【思い立ったが吉日】シリーズで、まいりましょう。以前のブログで平常心を保つことの大切さに触れましたが、そのきっかけになったスキューバダイビングで洞窟に挟まった、という体験について記してみたいと思います。

「スキューバダイビングで、洞窟に挟まった!?」と思った方もいらっしゃるでしょう。「そんな怖い思いするなら、スキューバダイビングなんてやりたくない!」という方がいらっしゃいましたら、そんな体験、そうそうしないものだと思って下さい。基本、安全に、ルールを守って臨めば、そんなに危ないことはありませんので、誤解のなきよう。

では、なんでそんな危ない体験をしたかというと、簡単に言えば「調子に乗ったから」です。その体験をしたのは、ダイビングの本数で言うと130本くらいを超えた頃のこと。まあまあ、できるようになったな、とたかを括っていたのが根本原因だろうな、と思うのですが、その時は宮古島のダイビングポイントで「ワープホール」と呼ばれるポイントに潜る、ということになりました。

「狭い洞窟なので、ライトの貸し出しはあります。お持ちになるかは、自己責任で」

という、なかなかSっ気強目ななじみのダイビングショップオーナー(もちろんライセンスは最上級)から言われ、一緒に潜る5〜6名のファン・ダイバー(ライセンス取得者たち)は二つ返事で「は〜い」と答えたのです。

ところが、誰一人、ライトを持って行かなかった、と。

言ってみれば、筆者を含め、どいつもこいつも「調子に乗った」連中だった、ということです。みんなで「誰か、持って行ってるんだろう」と人任せにしていた、と。

すると、実際に洞窟の入り口まで潜ってみて、筆者ともう一人、このブログでもちょくちょく紹介している、筆者を宮古島へ誘った仲良しの社長が、チームの最後に洞窟の中へ入ることになりまして。スキューバダイビングの経験がある方はわかるかと思いますが、チームの最後に進んでいく人というのは、チームの中で一番うまい人でないといけない、というルールがあります。筆者はその時、調子に乗って、筆者よりもはるかに経験本数の多い仲良しの社長を差し置いて、一番最後に進むことにしたわけですが、これがいざ、洞窟に進んでみると、真っ暗け。そりゃそうですよね、先頭を行くオーナー以外、誰一人、ライトを持っていっていなかったわけですから。筆者は慌てて、微かに見える前の人のフィンを追って進んでいったのですが、そうするうちに仲良しの社長を追い抜いて、挙げ句に洞窟の壁面の岩にタンクを引っかけてしまったのです。

今、振り返ると前述のように冷静に状況を説明できますが、岩にタンクが引っかかった瞬間というのは、何が起きたのか分からず、一種のパニックになっておりました。さあ、筆者はどうなる?助かるのか?

というわけで、長くなってしまったので、次回に続く、とさせていただきましょう。次回の展開に、乞うご期待!

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