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今回も【思い立ったが吉日】シリーズで、参りましょう。今回は、前回の記事でもさらっと触れました、筆者の参加した「有観客ライブ」についてです。
1回目のワクチン接種と同じ日に行われる、筆者の大好きなアーティストが行う「有観客ライブ」のチケットが取得できました。公演日は、2021年9月18日。新聞やテレビなどのニュースでも話題となった、クラスターが発生したというフェスのこともあり、まだ「有観客ライブなんて」という空気もあった頃に開催を発表されましたが、その意味でも筆者の大好きなアーティストの「覚悟」のようなものを感じました。
このところよく言われていることかもしれませんが、いわゆる「エンタメ」は、必要か不必要かと言われたら、限りなく不必要に近いものと思われることもあるわけで、とはいえそこに携わっている人たちは「エンタメ」を商売として食いつないでいるわけで、つまり「エンタメ」が行われなければ、そこに携わる人たちは仕事を失うことになるわけです。そういう意味では、アーティストたちはそんな人たちを食いっぱぐれないようにするために「ライブを開催したい」と思うわけで、一方で「こんな時期にライブを開催するなんて」という人たちもいるわけですから、そんな人たちに向けて「ほら、こうすれば、こんな時期でもライブができるでしょ?」というプレゼンをしないといけない、という使命感を持っておられたのではないか、と想像するわけです。
チケットは、電子チケットで。専用のアプリをダウンロードして、席番が表示される。演出で使われるジャイロバンド(本部の制御で色を変えながら光るツール)は、以前は公演終了後の回収だったけど、今回はお持ち帰りで。席順は、二人連れや三人連れだったら並んだ席になるけど、その間には一席は開けるようにする。もう、その準備段階から、いろいろと対策を施していることがひしひしと伝わってくる感じでした。なんとしても、このライブではクラスターは出すまい、なんなら感染者一人すら出すまい、という強い決意を感じました。だってそうしないと、みんなが食えなくなっちゃうんだから!と。
ライブ本番の中で、その「強い決意」を一番感じたのは、コール&レスポンスのタイミングでした。いつもなら、アーティストの掛け声に観客が呼応する、というのがコール&レスポンスです。ところが、アーティストが掛け声をかけはするのだけれど、「パンパンパパパン」と手拍子を促してくる。なので、観客も手拍子で呼応する。なんともはや、涙ぐましい努力ではありませんか。そうまでして、ライブなんてやらなくてもいいのに、と思う方もおられるのでしょうが、筆者は「そうまでしてもライブを観に行きたい、なぜならライブの会場でなければ体験できないことがあるから」と、つくづく思いました。
これもまた、意見はいろいろあるかとは思います。私たちGFCは、そんないろんな意見を受け止められる組織であろうと常に努力をし、磨き続けています。とはいえ、私たちも仕事を通じて感じているのは、「生の声を聞かなくては、適切な提案とサービスはお届けできない」という思いです。「ライブ」ではなくても構いません。リモート環境だとしても、私たちは「生の声」を聞きたい、と願っています。
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