キャリアってどう考えたらいいの?

こんにちは、タピオカです。
キャリアについてテーマにブログを書いており、前回はキャリアを考える前の自己理解についてご紹介しました。

キャリアについて、どういったイメージをお持ちでしょうか。
キャリアのお話を聞くようになってから、悩みに多いのが「何をやったらいいかわからない」です。
突然会社で『キャリア』といわれても、何か目標を立てろと言われても、正直自分が何をやったらよいかわからない、みたいな悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。

それも当然です。
誰もが生まれてから家庭で育ち、学校に行って、就職して、キャリアを自然と考えているようになっている!なんて勝手になるわけがないのです。

今ではキャリアパスポートという制度が学校で始まりましたが、今社会人の方々では「キャリア」について深く考える時間が限りなく少なかったと思います。

ここで機会がなかったから仕方ない、自分のことではないな、ですますのではなく、せっかく今知りえた情報なので、1度くらい真剣に考えてみるのはいかがでしょうか。

実は皆さん意識しなくても「キャリア」を自然と築いています。
そのキャリアの考え方として1つキャリア理論をご案内いたします。


「計画的偶発性理論」byクランボルツ

こちらはキャリアは偶然の積み重ねでできているという考えのもと、その偶然を計画的に起こして、自分でキャリアをコントロールしていくという考えです。

いざ思い返してみると、周りに小さいころ○○になりたい!という人が、本当にその職業になっている方は何割くらいいるでしょうか。

そんな人は世の中ではとても稀な存在で、大谷翔平選手のような、小さいころの夢をかなえている人は実は世の中にほんの一握りです。
逆に偶然の積み重ねでキャリアを積んでいる人が大半かと思います。

注目してもらいたいのは、その偶然はなぜ起きているのでしょうか?

みんな1人1人にポリシーがあってそのポリシーに従って動いているからです。
同じことを学んでも国語が好きな人もいれば、算数が好きな人もいます。
それは自分が楽しい、嫌いといった些細なことを基準に選んできているのです。

それが偶然のキャリアをいくつも生み出しています。
例えば学生の時に「接客が苦手だから厨房でアルバイトをしてみた」ということから料理が作れるようになって、料理が楽しいと気付いて、調理学校に進む、なんてこともこちらも偶然のきっかけですよね。

人はこういった偶然を自然と作り出していて、自分で「無意識」にコントロールをしています。
そこを「意識」すれば、意図的に偶然を導き出しキャリアも自分の想い描くものへ築いていけるという、この理論こそが「計画的偶発性理論」なのです。

キャリアは作るものじゃなくて、自分の中に自然と答えがあるもの、その自分をコントロールするだけで、キャリアを築くきっかけにすることができるようになってきます。

キャリアに迷子になった時は、一度自分のたな卸しをしてみてはいかがでしょうか。

それでは次回もまたよろしくお願いします!

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