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今回の【思い立ったが吉日】は、「働き方改革」や「ワークライフバランス」というキーワードに本気で向き合わないといけない時代になってきたのではないか、という話をして見たいと思います。
「働き方改革」という言葉が巷に流布されて久しいですが、本当にそんな改革が進んでいるのか、改悪になってるんじゃないのか、という懐疑的な見方も多いように思います。確かにそんなに歩みは早くはなさそうではありますが、世の中的には少しずつ前へ進もうとしているように、私は個人的には感じております。
先日、とある運輸業界の会社様と接点を持つ機会がありました。運輸業界と言えば、つい先ごろも通販大手の荷物が多すぎてとてもじゃないけどやってられない、みたいなニュースが巷を騒がせたような業界です。それこそ「働き方改革」だとか、「ワークライフバランス」だとかいったキーワードからはずいぶんとかけ離れた世界にいる業界ではないか、という先入観を持たれているようにも思います。私もその一人だったわけですが、今回接点を持たせていただいた会社様には、目からウロコが落ちるような気持ちにさせられた次第です。
その会社様で働くドライバーの方、複数にお話をうかがうことができました。さらにはそのドライバーのみなさんの勤務シフトや走行状況を管理するポジションの方にも、お話しをさせていただきました。そのみなさんが口を揃えて言うのが、「働きやすい」ということ。その理由が、「福利厚生がちゃんとしているし、整っていないところは整えようとしてくれている」「休みもきちんと取れている」と、ドライバーとして働く人たちはおっしゃっていました。そして管理者の方々からは「ドライバーが働きやすい環境づくりを進めていかないと、これからもっとドライバー人材の不足に陥る」という言葉を聞くことができました。
もちろん、運輸業界の企業がみんな、この会社様のような考え方を持って取り組んでいるかというと、そうではないと思います。しかしながら、たまたまではありますが、私が接点を持つことができた運輸業界の会社様は、いわゆる「働き方改革」であったり、「ワークライフバランス」であったり、というキーワードを意識した会社運営を進めようとしておられるということは間違いありません。前述のように、そういったキーワードから乖離している印象のある業界でありながら、そんな会社もあるということを知ったことで、暗闇の中から一筋の光が見えたように、私は思えました。
そこで感じたのが、これから生き延びていく企業というのは、働く人にとって働きやすい環境づくりに真剣な取り組みを自主的に行っていく企業ではないか、ということでした。「24時間働けますか」というフレーズがテレビCMで高らかにうたわれたバブル期の残り香がようやく薄まり、本気で価値観の転換を図らないとヤバいぞ、という雰囲気になってきた。バブルを知らない時代に生まれた世代が次第に成人するようになり、古い慣習から脱却することがマストになってきた、大きなうねりが生まれつつあるという時代の変化のようにも感じられるのです。
だんだんと大げさな表現になってきましたが、私たちGFCもこの時代のうねりにうまく乗り、先を行くために、いろいろな新しい取り組みをしていきたいと考えています。これから新しくリリースしていく私たちのサービスコンテンツに、どうぞご期待下さい。
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