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今回の【思い立ったが吉日】は、誰もやったことのないことを先んじてやることの大切さについて、言及してみたいと思います。
以前のブログ記事で、私が中学校の総合学習でゲスト講師を任されており、その活動を通じて学校のIT化が遅れていると感じることがある、という話を書かせていただきました。その記事は「【思い立ったが吉日】違う世界から学ぶことは多いと思う。」ですので、よかったら併せてご覧いただければと思います。
そんな中学校の学校運営をサポートするような活動は、ある種の個人的なライフワークとして継続している次第です。先日は「学校応援団」という形で長いことおつきあいのある中学校の●周年記念誌の表紙と裏表紙を、デザインさせていただく機会を得ました。そんな中学校の校長先生がふと漏らされたのが、「うちのホームページ、何とかならんかねえ」という一言でした。
確かに、学校が開設しているホームページというのは、どこもかしこも情報が整理されておらず、実に見づらいものが多いように感じます。その中学校のホームページもご多分に漏れず、そんな仕様のまま掲載されていて、おそらくはその中学校に子どもが通っている保護者の方々ですら見ることがほとんどないのだろう、と思わされるような代物になっていました。
実は私、以前にとある市議会のホームページでコンテンツやサイトマップの構成をプロデュースしたことがありました。市議会や自治体などの行政のホームページというのも、それぞれに開設されてはいるものの、あまりユーザーフレンドリーな構成になっていない。見る人たちが「知りたい」という情報へたどり着くための動線がうまく貼られていないことが、一番の要因のように感じます。なので、その市議会のホームページをリニューアルするプロジェクトの会議に参加させていただいた時には、「ホームページを見ている人が見やすくて、興味を感じてもらえるようにするにはどうしたらいいか」という発言を頻繁にしていたことを記憶しています。
話は戻って、例の中学校のホームページです。そんな市議会ホームページのプロデュース経験を活かしながら、改めてホームページに掲載されている情報の交通整理をしました。そしてコンテンツづくりにはWEBサイト制作に携わったことのある方にはおなじみの「Wordpress」を駆使し、「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートの中から中学校のホームページづくりに最適なものを選び、その「テーマ」を軸にしながらデザインとコンテンツを整えていきました。また「テーマ」選びには、昨今よく言われるスマホやタブレットでも見やすいデザインに自動的に再構成してくれる「レスポンシブ対応」が容易にできるかどうか、を大きな基準としました。そのサイトが、こちらになります。
ご相談いただいた校長先生やその他学校関係者の方々からは、一様に「見やすい」「わかりやすい」という一定の評価をいただきました。そんな中で驚いたのは、PTAの役員を務めるお母様方にホームページのリニューアルを案内したところ、「学校だよりがPDFで掲載しているのはうれしい」という感想が驚くほど多かったこと。たとえばパート先でシフトの希望を出さないといけない時に、スマホから学校だよりを確認できると、学校行事のスケジュールがその場でわかって便利だ、というのです。ホームページの再構成を考えている時にはまったくそんなことを想定していなかったので、「ああ、そんな使い方もあるのか」と改めて気づかされた次第です。
誰もやったことがないものをやってみると、誰もが知らなかったことを先んじて知ることができる。これって学校ホームページをつくることだけにとどまらず、世の中にあるあらゆるビジネスにも通じることではないか、と改めて感じた次第です。私たちGFCも、誰もやったことがないからと忌避するのではなく、積極的に挑戦することで、お客様が知らなかったことを先んじて知る機会を増やして、お客様に喜ばれるような商品・サービスづくりに活かしていきたいと思う今日この頃です。
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