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今回の【思い立ったが吉日】は、スマホがどれだけ進化するか、を考察しようかと思います。
とは言いましたが、そこまで大上段に構えて物を申そうというわけではありません。しかしながら、どこかのニュースで見かけた話題で、最近新入社員として入社してくる人たちの中には、パソコンのキーボードを触ったことがない、という人が増えてきている、という話があったので、はて、これからの時代のデバイスってどうなるんだろう、とふと思った次第であります。
このブログをご覧の方の中には、企業の人事担当や採用担当をやっておられる方もいらっしゃるのではないかと思います。そういう方々にとってはごく当たり前の話と受け取られるかもしれませんが、今どきの就活に臨む大学生たちはみんな、就活をスマホで完結していたりすることがあるのです。なぜそんなことが可能かというと、新卒採用向けの求人サイトが提供する学生向けのサービスで、説明会などのスケジュール管理が一括してでき、かつスマホでそれを閲覧することもできる、というのが大きな要因かと思われます。
そうなってくると、近い将来には「ブラインドタッチ」なんて言葉も死語の仲間入りをしてしまうのかもしれませんね。私は40代半ばではありますが、「フリック入力」を実践しておりまして、スマホになじんでいるつもりですけれども、そのうちデバイスが進化してしまえば「フリック入力」のその先にあるものが現れてくるのかもしれません。20年前、「ブラインドタッチ」で上の世代に優越感を持っていた世代が今、「フリック入力」で下の世代から同じように優越感を持たれている、なんて表現をしたニュース記事に触れましたが、時代の変化に追いついていく気持ちがあればきっと、優越感云々と言ったりすることもないんだろうなあ、などと思いを巡らせております。
ちょっと前のことですが、ある方と打ち合わせに臨んでいる際、そのお相手の方がスマホにBluetoothキーボードを接続して、キーボードで入力されているお姿を拝見したことがありました。まあ確かに、そういう使い方もありと言えばあり、とは思いましたが、なんとなくそのお姿を見て笑いをこらえるのが大変だった、ということは今さらその方にお伝えすることもできず。しかしながら、たとえばシステム開発に取り組むエンジニアの方などは、今でもパソコンでキーボード入力というのがデフォルトだと思うのですが、そんなスタイルもスマホがさらに普及したり、新たなデバイスが生まれてきたりすると、全く異なるものになっていくのかなあ、とも思ったりします。少なくとも、私が打ち合わせに臨んだ際のお相手の方のような、Bluetoothでキーボードを接続して、というようなスタイルではないような気がしてなりません。
AIがどうの、などと世間がざわざわしている時代ですから、これから先の未来にどんなツールが私たちの目の前に現れ、暮らしにも仕事にも大きな変化をもたらしてくることになるのか、想像もつきません。とはいえ、新しいものが現れてくることはきっと間違いないわけですから、ツールを使うことを目的化することなく、ツールをどのように使いこなすかを自分たちが主導して考えて、実践していく姿勢こそが大事なのではないか、と思わずにはいられません。
私たちGFCも、新たなものが目の前に現れてきた時に、それに戸惑うことなく、自分たちが主体的に使いこなせるようになろうという姿勢で、常に臨んでいきたいと思う次第です。
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この先は音声入力が一般化して、文字入力に指を必要とするデバイスは衰退していくかも知れませんね。
ただ、開発者とかITPro向けとしては入力効率的にキーボードが当面残る気がします。