【思い立ったが吉日】プロフェッショナルとは。

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某テレビ局の番組で、その道のプロを紹介する番組が大好きです。有名な芸能人や財界人から、無名のりんご職人や左官職人の方に至るまで、分野やカテゴリーを問わずその道を極めようと前に進んでいく人たちが紹介される番組ですが、その登場人物それぞれのこだわりや生き様が見えてきて、自分もがんばろう、と思わせてくれます。

そんな前振りのもと、今回の【思い立ったが吉日】カテゴリーは「プロフェッショナル」について考えたいと思います。

以前のブログでも触れましたが、私はスポーツ中継をテレビ観戦するのがわりと好きな方です。そんな私にとっても、2015年のラグビー日本代表の活躍は、すごく印象に残るものでした。それまでラグビーのルールすらよくわからなかった私ですが、日本代表の試合を観るにつけ、だんだんとルールもわかってきた感じがして、高校時代にラグビー部だった友人とも熱く語れるくらいになりました。

あれ以来、日本のトップリーグも人気になり、それまでは閑散としていた観客席がずいぶんと賑やかになった、という報道もされています。「にわかファンが増えただけ」といううがった見方もできるかもしれませんが、それでもにわかファンの中からホンモノのファンが出てくるかもしれませんから、増えるに越したことはない、と私は思います。

「ルーティン」という言葉がこんなにもメジャーになるのか、というぐらいに広めてくれた人気プレーヤーのことは、きっとこのブログをお読みになっている方の中でもほとんどが知っていらっしゃるのではないかと思います。彼がやたらとメディアに露出して、注目を集めている様子はご存知の通りですが、そこに私は「プロフェッショナル」を感じてしまいます。

彼はあくまで、実業団チームの一プレーヤーです。言うなれば、社会人チームの選手であり、そのスポーツそのもので稼いでいるわけではないと思います。これもまたうがった見方ではありますが、「ずいぶんとメディアに露出することで副収入が増えるんだろうなあ」と考えることもできます。しかし私が彼から感じるのは、自分の稼ぎのためだけでなく、ラグビーというスポーツを普及させるための活動として、自らを広告塔にしてしまおう、という意志です。

人間とは、忘却する生き物だという言い方があります。そして、忘れる能力がなければ人間は生きていけないという考え方もあるそうです。中でも日本人は、ブームをあっという間に忘れてしまう傾向にあるように思えてなりません。ということは、ラグビー日本代表の活躍も、時が経てば忘れ去られてしまうのでしょう。前述のルーティンが人気のラグビー選手だけでなく、多くの日本代表ラグビー選手がメディアに登場する際に「今後も継続的にいいプレーを見せていかなくてはいけない」というような発言をするのは、そんな危機感を感じているからではないか、と思えてなりません。

サッカー女子日本代表の左右両方の脚でフリーキックが蹴れる変幻自在のプレーヤーが記者会見で言った「ブームで終わらせるのではなく、文化にしていかなくてはいけない」という発言からも、同じような危機感を感じさせられます。女子サッカーというカテゴリーも、ワールドカップ優勝の後は人気が沸騰しましたが、国内リーグはだんだんと観客離れが起きていっている、と聞きます。注目を集め続けるには、やはり多くの人が熱狂するような結果を出し続けなくてはならず、そのためには通常の期間に行われる試合などで魅力を発信していかないといけない、ということになるのでしょう。

私感ですが、そういう意識を持つ選手たちが現れる競技には、プロとして競技そのもので収入を得ている選手が決して多くない競技が多いように思います。ハングリー精神が大事、という精神論だけでどうにかなるものとは私も思ってはいませんが、どんな状況、環境に置かれていたとしても、今で満足ではなく、今よりもっと先へ、と考えることができる人たちが選手に多くいる競技の方が、「プロフェッショナル」と言えるのではないか、と私は勝手に考えています。

私たちGFCも、「今よりもっといいものを」という意識を常に持つ、「プロフェッショナル」としての仕事ができるよう、向上心を持ち続けていたい、と考える今日この頃です。

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