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今回の【思い立ったが吉日】カテゴリーは、私が住んでいる町のことをご紹介したいと思います。
私が居を構えているのは、「東京都北区赤羽」です。
この地名にピンとくる方も、きっといらっしゃるのだろうと思います。というのも、2015年初頭からこの地名を冠したフェイクドキュメンタリーがテレビで放送されており、その主演を務めているのが人気俳優さんだったりするからです。このフェイクドキュメンタリー、もともとは赤羽在住の漫画家さんが、自分の出会った赤羽にいる不思議な住民の人たちとのふれあいを描いた漫画が原作になっており、番組の中にはその漫画家さん自身も出演しているし、その漫画に登場される実在の人物も出演しているという、何とも奇怪な番組になっているのです。
そして、私もこのフェイクドキュメンタリーのファンだったりします。
番組で描かれている赤羽の町やそこに住まう人たちの様子を見ていると、赤羽に住んでいる人間からすると「あ、これ、あるある!」「赤羽っぽい」という気持ちにさせられる瞬間が多々あり。たぶん、赤羽を知らない人だとこのポイントでは笑わないんだろうなあ、と思いながら、私は一人で大爆笑をしてしまっております。
そこで、ふと考えるのです。この番組、わりとマイナーなキー局が制作しているのですが、それでも全国ネットで放送しているらしく、果たしてこれを他の地域の人たちが見た時に、面白く感じられるのだろうか、と。
しかしながら、そう疑問に感じつつ、すぐに「いや、きっとわかるに違いない」「むしろ、東京もこうなんだ、と安心するんじゃないか」と考えた次第です。というのも、赤羽という町はいわゆる東京の下町と言われるようなエリアであり、東京都23区内にありながら、何だか「田舎くさい」風情がプンプンと漂ってくるからです。
ここで私が定義する「田舎くさい」とは、「地縁・血縁が濃い」という意味合いとしてとらえていただければと思います。これは私の勝手な憶測ではありますが、東京の都心部以外のエリアでは、濃淡はあるとはいえ、地縁や血縁というものがしっかり根づいているものではないかと思うのです。たとえば私の父方の実家があるエリアでも、私の苗字の家がやたらと多い、というようなことです。
私の出身は名古屋なのですが、中学に入学すると同時に父親の仕事の関係で東京へ引っ越すこととなり、最初に住んだのが北区王子という町で、その4年後に赤羽へ引っ越しました。なので出身の中学は王子にあったのですが、中学卒業からかれこれ30年くらい経過していながら、私が赤羽で飲んでいて隣りの席のお客さんと仲良くなったりすると、「あなた、何中?」なんて会話で盛り上がってしまいます。そんな会話が東京都23区内で成り立ってしまうのって、東京以外に住んでいる人にとっては結構新鮮なのではないか、と思うのです。
「なんだ、東京にもそんな町があるのか」と、東京以外の人たちが共感し、安心してくれたら、このフェイクドキュメンタリーが全国ネットで放送されている意義もあるのかもしれない。そんなことを考えつつ、地縁・血縁って面倒くさいこともあるけれど、それはそれで良い面もあるよなあ、と父方の実家のある地域で自分の家の墓を探すのにひと苦労したことをふと思い出した次第です。
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