Chromium 版 Microsoft Edge について その2

こんにちは、あーくん です。

前回に引き続き、Chromium 版 Microsoft Edge をご紹介いたします。

従来版 Microsoft Edge (Edge HTML) は Windows 10 SAC に標準インストールされていますが、ユニバーサル Windows アプリ (UWP) のため Windows 10 専用であり、Windows 10 以前のクライアント OS、Windows 10 LTSC、サーバー OS へインストール出来ませんでした。

Chrominum 版 Microsoft Edge は、通常のWindows アプリへ変更となったため、上記OS の制限が撤廃されました。
Internet Explorer においても、OS と Internet Explorer バージョン間で制限があったことを考慮すると、Microsoft 社が注力していることが伺えます。

それでは、それぞれの OS における Chromium 版 Microsoft Edge のインストールと動作を紹介します。

1. Chromium 版 Microsoft Edge の手動インストール手順
(例) Windows Server 2016 の場合

① Microsoft Edgeのダウンロードサイトへアクセスし、「ダウンロード Windows 10用」をクリックします。★Windows 10 用と表示されますが、問題ありません。
Windows Server 2008 / 2008 R2 … Windows 7 用
Windows Server 2012 / 2012 R2 … Windows 8.1 用
Windows Server 2016 / 2019 … Windows 10 用
EdgeInst1EdgeInst2

②「同意してダウンロード」をクリックします。
EdgeInst3

③「実行」をクリックします。
EdgeInst4

④ダウンロードが実行されます。
EdgeInst5EdgeInst6

⑤インストールが開始されます。
EdgeInst8

⑥インストールが完了すると Chromium版 Microsoft Edge が起動し、移行ウィザードが開始されますので、「始める」をクリックします。
EdgeInst9

⑦”新しいタブ ページ”を選択して、「次へ」をクリックします。
EdgeInst10

⑧必要に応じて”すべてのデバイスでお気に入りやパスワードなどを表示する”を
「サインインしてデータを同期」をクリックし設定出来ます。
「サインインしないで続行」を選択することも可能です。
EdgeInst11

⑨Chromium版 Microsoft Edge が利用可能となります。
Internet Explorer のパスワード、お気に入りなどのデータは引き継がれます。
EdgeInst12

2. クライアント Windows 10 以前のOSでの動作
Ⅰ Windows 7


※Windows 7 は延長サポートが終了しているため、安全な利用にはESU(Extended Security Update)の購入が必要です。

Win7Edge

Ⅱ Windows 8.1
81Edge

3. クライアント Windows 10 LTSC での動作
Ⅰ Windows 10 LTSB 2015
LTSB2015Edge


Windows 10 LTSB 2016
LTSB2016Edge

Ⅲ Windows 10 LTSC 2019
LTSC2019Edge

4. サーバー OS での動作

Ⅰ Windows Server 2008 R2

※Windows Server 2008 R2 は延長サポートが終了しているため、安全な利用にはESU(Extended Security Update)の購入が必要です。

2008R2Edge

Ⅱ Windows Server 2012
2012Edge

Ⅲ Windows Server 2012 R2
2012R2Edge

Ⅳ Windows Server 2016
2016Edge

Ⅴ Windows Server 2019
2019Edge

2020 年 1 月 リリース直後に、Microsoft Edge をインストールした際は、一部 OS 環境でインストール言語が「英語」で検出され、文字化けするといった不具合もありましたが、今回改めて確認したところ不具合も無く、すんなりインストールされました。
なお、一部 OS ではインストール途中に Windows Update による修正プログラムインストールの要求があり、OS 再起動後に再実行となりました。
★筆者は Windows 10 LTSC 2019 にて事象を確認済

Chromium 版 Microsoft Edgeは、特に Windows 10 LTSC 環境において、「同じ OS バージョンなのに利用出来ない課題」が解消されたことは大きいと考えます。

次回は どのような環境で Chromium 版 Microsoft Edge が活用出来るかを探ってみます。

Microsoft Edge に限らず、Windows 10 WaaS(Windows as a Service) に伴うバージョンアップ対応および運用サポートをご検討する際は、弊社担当営業まで気軽にご相談ください。
問合せフォームはこちら

取り上げた内容の技術情報
・新しい Microsoft Edge をご紹介します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/edge
・新しい Microsoft Edge に移行すべき 10 の理由
https://blogs.windows.com/japan/2020/04/09/the-top-10-reasons-to-switch-to-the-new-microsoft-edge/
・Microsoft Edge でサポートされているオペレーティング システム
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployedge/microsoft-edge-supported-operating-systems

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