【思い立ったが吉日】デザインされると、汚せない?

GFCブログへ、ようこそ!

先日のブログで新聞を久しぶりに取るようになった、という話をさせていただきましたが、今回はその新聞から面白いネタが拾えた、という話題でまいりましょう。

新聞を定期購読していると、ネットに掲載されているものの中から自分で選んで得るような情報ではなく、たまたま紙面を開いていたら興味を持てる情報に出会えるのが楽しい、といったことを前回のブログでは書かせていただきました。今回見つけた情報は、まさにそんな「偶然の産物」的に遭遇したものと言えます。

紙面で紹介されていたのは、宮城県仙台市にあるトイレのメーカーさんの話でした。そのメーカーさんの社長さんは、震災の後、設置された簡易トイレがきれいに使われていない様子を見て、とても心を痛めたとのこと。「トイレはきれいに使いましょう」といった張り紙などを掲示するのではなく、使用する人が自ら率先してきれいに使おうとするような仕掛けはできないものか。そう考えて開発したのが、デザインを施したトイレだったとのこと。

そのデザインは実にさまざまなものが用意されており、中にはトイレ全体に浮世絵を施したデザインになっているという、「これがトイレ?」と思わず突っ込んでしまいたくなるようなものまでラインナップされているのです。「トイレは白いもの」という先入観がどこかへ吹っ飛んでしまいそうなデザインの数々を見ていると、それだけで楽しくなってきてしまいそうです。

しかしながら、なぜデザインを施したトイレが、「きれいに使おう」という気持ちを起こさせるのか。それは、デザインが施されていることによって、使った人が「汚してはいけない」と思わせるから、なのだそうです。そう言われると、なるほど、そういうことか、と唸ってしまうわけですが、このデザインを施したトイレ、なんと日本国内よりも海外での評価の方が高いんだそうです。「世界最高峰のインテリアデザイン展示会」と言われる展示会に出展したり、ヨーロッパの大手トイレメーカー代理店のショールームに設置されたり。現在、日本国内での一般消費者向け販売は行っていないそうですが、近い将来には発売を予定しているのだとか。おそらくは一般的なトイレ設備よりは高額になるのでしょうが、日本国内でもたくさん見かけるようになる日が、いずれ来るのではないかと期待している次第です。

「きれいに使ってもらいたい」という気持ちを伝えるには、張り紙をして文章にするのではなく、トイレにデザインを施す方が伝わりやすい。既成概念にとらわれていることに気づかないでいては、決して生まれてこない発想・アイデアではないか、と感心させられた次第です。私たちGFCも、「これまではこうだったから、こうすればいいのでは」という考え方だけにとらわれることなく、全く違う視点から物事を見ることでしか生まれてこない発想やアイデアがあるのだと肝に銘じながら、お客様にとって魅力的なサービスを生み出せるよう、努力を続けていきたいと思う今日この頃です。

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