【思い立ったが吉日】「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」。

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今回の【思い立ったが吉日】は、やりたいことができている人間はそうはおらず、やりたいこととやらなきゃいけないことは違う、という話をしてみたいと思います。

最近やっている連続ドラマで、かつて1960年代のテレビ草創期に一斉を風靡したお笑いグループを取り上げている作品がありました。あ、「お笑いグループ」と言ってはちょっと失礼かもしれませんね。彼らはもともと腕のいいジャズマンたちだったので、必ずしも「お笑いグループ」ではない。この時点で、すでに「やりたいことができている人間はそうはいない」ということだと思いますが。

このグループのフロントを張っていた方はとても声がよく、渋い歌を歌わせると聴いている者は感動を覚える、というくらいの歌唱力を備えていました。しかしながら、世の中から求められるのは「調子のいい男」であり、のちに都知事を務めたこともある当時構成作家で作詞家だった人物が手がけたふざけた歌ばかりを歌わされる。「こんな歌ばっかり歌っていていいのかね」と思うこともしばしばでしたが、それでも彼は世の中が求める「ふざけた男」を真剣にやり切ることで、名声を手にしたというわけです。

まあこんな風に書けば、誰のことを言っているのかなんとなくわかるとは思いますが、あくまで企業が発信するブログですので固有名詞は伏せ続けます(笑)。そんな彼と彼が所属していたお笑いグループを描くドラマで、彼の父が「やりたいことができる人間なんて、そうはおらん」とつぶやくシーンと、彼自身が「やりたいこととやらなきゃいけないことってのは違うんだよ」とつぶやくシーンが、とても心に残った次第です。

前にこのブログでも触れたかと思いますが、私はかつて舞台の脚本を書いていました。とある小さな劇団の座付き脚本家を務めていた時期があるのですが、今はそういう活動はしていません。でも、自分の中では今でも本業は脚本家だと思っています。そういう切り分けができるのはきっと、「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」は違うし、「やりたいことができる人間はそうはいない」と思えているからのように思います。

人は誰しも、「やりたいこと」というものがあると思います。それを仕事にできているという人もいるでしょうが、それはとても幸せなことだし、稀なことだと思います。多くの人は仕事を「やらなきゃいけないこと」としてやっていると思いますが、それを義務感のもとでやってしまうとしんどくなってしまうのではないでしょうか。もしかすると、仕事として「やらなきゃいけないこと」に、義務感ではなく、使命感を持って臨めるようにするためには、たとえば前述の彼のように「ふざけた男」を世の中から求められるゆえにやり切る、という姿勢が必要になるのかもしれません。そしてそんな彼の心の奥底には、「やりたいこと」が明確にあり、それは決して揺るがず、「やりたいこととやらなきゃいけないことは違う」と受け入れている心持ちがあるのではないか、と思ってしまいます。

お客様へサービスをお届けしている一人ひとりのGFC社員も、業務とは別に「やりたいことがある」という人も多いと思います。そんな彼らも、「やりたいことがある」からこそ使命感を持って「やらなきゃいけないこと」へ臨み、お客様へ満足度の高いサービスが提供できるのだと思います。もしGFCの社員と接する中で「こいつのサービスは質が高い」と感じられることがあったとしたら、それはもしかすると「やりたいことがある」からかもしれない、と思っていただくのも面白いかもしれませんね。

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