【思い立ったが吉日】Flash、栄枯盛衰。

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今回の【思い立ったが吉日】は、Flashについて言及しようと思います。

Flashという言葉を聞いて「懐かしい!」と思われる方も多いでしょうし、「何それ?」という感想を持たれる方も多いのだろうと想像します。WEBの世界にもすでにジェネレーションギャップというものが存在する、というのがどうにも感慨深いと感じるのは私だけでしょうか。

ご存知ない方にざっくりとFlashを説明しますと、「動的コンテンツを制作する際に有効な技術およびソフトウェア」ということになるでしょうか。これではよくわからないでしょうので、もう少し簡単な説明にすると「動きのあるWEBサイトの画面をつくるにあたってよく使われていた技術およびソフトウェア」ということかと。Flashが出現して、流行した頃に、私はよくWEBコンテンツの制作を手がけていたのですが、個人的な印象としては「WEB上でパラパラマンガをつくっている」という感じでした。動画のようなコンテンツをつくってもらいたいという依頼が多かったので、絵コンテをつくって、それに合わせた写真を撮影したり、イラストを描いてもらったりして、それをパラパラマンガのように構成して動きのあるコンテンツに見せる、ということをよくやっていたように思います。

本来、Flashとはそういう「動画的」なものをつくるための技術・ソフトウェアではない、と私は思っていました。当時、WEBサイト全体をFlashでつくっているようなWEBページに遭遇し、リンクボタンをクリックすると単に指定のページへ移動するだけでなく、移動する前にたとえば画面の端っこにいたロケットが動き出して画面のこちら側へ飛んでくるような動きをした上で指定ページへ移動する、みたいな演出が施されていたりしました。なんというか、WEBコンテンツの表現の可能性を大きく広げる技術・ソフトウェアがFlashである、という認識を私は持っていました。

しかしながら、WEBサイトを見るデバイスがPCだけだった頃はそれでもよかったのですが、スマートフォンやタブレットといったデバイスが登場してきたことで、変な話、そういう過剰な演出は必要とされなくなったのがFlashの衰退につながり、その結果Adobeが「2020年にFlashの開発と提供を終了する」という発表に至った最大の理由ではないか、と個人的には思っています。それとやはり動画サイトの登場は、大きな影響を与えたのだろうとも思います。動画を簡単にアップできて公開できる、という動画サイトの方が、わざわざFlashを使って動的コンテンツを制作するよりもお手軽であることは間違いありません。

栄枯盛衰というのは、どんな世界にもあるものです。時代の変化に応じて、新しい技術が生まれ、それが主流となる。そして今、主流と言われているものも、いつ新しい主流に置き換わるかはわかりません。そんな変化を嘆くことなく、適応していくことでよりお客様にとって有益なサービスをつくり出せるよう、私たちGFCも日々精進していきたいと考えています。

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