【思い立ったが吉日】あの有名な方へのインタビューをした経験。

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今回の【思い立ったが吉日】は、ずいぶんと昔の体験談をご紹介しようかと思います。

私が以前、勤めていた会社は一言で言えば「編集プロダクション」のような会社でした。編集プロダクションというと、一般的には雑誌のページを買い取り、そのページで何かしらの企画で埋めるという会社のイメージがありますが、私が勤めていたのは企業広報を代行するような会社。大手コンビニチェーンの加盟店向けの情報誌だったり、大手電機メーカーのプロモーション用ツールだったり、を肩代わりして制作するような会社でした。

そんな会社で、私は主に大手コンビニチェーン向けの仕事を担当していたのですが、イレギュラー対応で大手電機メーカーのプロモーション用ツールの仕事を任されたことがありました。当時、まだ携帯電話が普及し始めたばかりの頃で、大手電機メーカーのグループ企業でいわゆる「販売会社」が運営にあたっている携帯キャリアの直営ショップに配布するツールの制作を担当したのです。言ってみれば、大手電機メーカー製の携帯電話を積極的に売ってくださいね、という目的のツールだったわけですが、そのツールの巻頭企画で有名人のインタビュー記事を書くことになりました。

そのインタビュー対象となる有名人のピックアップも「任せる」と言われましたので、私がインタビューしたいと思う人を思いつくままにピックアップして、それぞれの連絡先となるプロダクションや事務所にオファーをかけていました。その中で快く応じていただいたのが、今では超有名なアイドルグループのプロデュースを手がけたヒット仕掛け人の方だったんですね。当時でもすでに有名なプロデューサーであり、作詞家だったあの方ですから、インタビューを受けていただけるとは思いもよらず、うれしさに飛び上がったのをよく覚えています。

インタビュー当日、私は緊張の面持ちで指定された場所へうかがい、かの方の登場を待ちました。現れたかの方は、偉ぶることは全くなく、むしろこちらへの気遣いをしてくださるようなとても印象のよい方でした。そして私が一番驚いたのは、その日のインタビューの趣旨がどういうものか、というのをちゃんと理解した上で、こちらが記事を書きやすいようなキーワードを投げかけてくれたことでした。

携帯電話が登場して、生活シーンは大きく変化すると思う。たとえばそれまで恋人や片思いの人にかけていた電話が家のダイヤル電話だったのが、自分が持っている携帯電話からかけるようになる。そうすれば当然ながら、詞で表現する言葉の選び方も変わってくると思います。

そんなような趣旨の言葉を、投げかけてくださったのがとても記憶に残っています。うむ、それは記事にしやすい、と思いながら淡々と言葉を並べるかの方に、敬意を持たずにはいられませんでした。

人を喜ばせる仕事をしている人というのは、やはり相手が何を求めているかを深く理解して、アウトプットを出してくるものである。当時20代の若者だった私にとっては、その後の人生においても大きな影響を及ぼす経験だったように思います。

私たちGFCも、いつ何時でもお客様が求めているものは何かを理解する努力を怠らず、その期待に応え、超えられるようなアウトプットを提供できるようにしていきたい、と改めて思います。

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