【思い立ったが吉日】下町の「お祭り」に感じたこと。

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今回は話題を「お祭り」にしたいと思います。

季節的には秋祭りが華やかなりし頃ですが、やはりお祭りというと「夏」が似合う、というものかもしれません。そして最近ではお神輿の担ぎ手が減ってきている、などという話もちらほらと聞きますが、東京の下町と呼ばれるようなエリアではそんな話はどこ吹く風、お祭りの時期になるとなかなか威勢のいい掛け声が聞こえてきたりするものです。

私がこれまで、通算で15年もの間住んでいた街といえば、東京都北区赤羽です。このブログでも何度か書かせていただきましたが、ここ数年でテレビなどのメディアで取り上げられることが増えたため、若干観光地化しているところのあるこの街ですが、長く住んで強く感じたのは「ザ★下町」であるということ。「せんべろ(千円でベロベロになれる、の意)」と言われるだけあって街のあちこちに安く飲めるお店が立ち並び、昼間から飲んでいる人の姿も当たり前のように見られる中、隣りに座った人と会話すると「おまえ、●●中?(地元の人でないと通用しない中学校の略称)」という話で盛り上がれてしまう、下町感丸出しの街であります。

そんな下町・赤羽はお祭りも大好きな人たちが集まっているようです。ゴールデンウィークあたりで催される街をあげてのお祭りの名前は、「赤羽馬鹿まつり」(笑)。商店街には「馬鹿まつり」のオリジナルテーマソングがお祭りの日を今か今かと待ち焦がれるように流れ続け、お祭り当日になると特設ステージで「おやじバンド」と呼ばれるような年恰好のメンバーたちで構成されるバンドをはじめ、さまざまなグループが大音量で演奏を奏でます。そして商店街の方に目をやると、「やっとだ!」と言わんばかりに出番を待ち焦がれていた、町内会の名前の入った法被姿の男たちが担ぐお神輿が一騎、二騎、三騎とあちらこちらで姿を現す。私は目撃したことはないのですが、時に応じてお神輿同士が衝突して、いわゆる「けんか神輿」になったりすることも少なくないんだとか。個人的には小さな頃にお神輿を担いだ経験はなく、町内会の会合などに顔を出したりするような家庭でもなかったこともあり、どちらかというとあまり「お祭り」に馴染みはないのですが、客観的にお祭りの様子を眺めているのは何気に好きだったりします。

そんな東京都北区赤羽を脱出して引っ越した、という話もいつぞやのブログで書かせていただきましたが、先日、赤羽方面に用事があって訪ねていったところ、たまたま駅から近くにある神社のお祭りが催されておりました。駅の近くを歩いていたところ、「ピッピッ」というリズムのいい感じの笛の音が。やはりお祭りですから、お神輿が出ていたわけです。ずいぶんと駅の近くで担いでいるんだなあ、などと駅の構内へ向かって歩いておりますと、私のいる方向にさっきの「ピッピッ」という笛の音が近づいてくるわけです。「え、まさか駅の方にお神輿が向かってくるの?」と首を傾げていたのですが、なんと、本当に駅の構内の方にお神輿が向かってくるではないですか。その様子に驚いていたら、駅の反対側の方からも「ピッピッ」という笛の音が聞こえてくる。なんと、反対側の駅入口の方からも別のお神輿がやってくるわけです。「え、これって駅の構内でけんか神輿が始まっちゃうの?」と、正直私はビビってしまい、最後まで見届けることなくそのまま改札を通り過ぎて電車に乗ってしまった、というわけです。

恐るべし、下町。恐るべし、東京都北区赤羽。駅の中でもお神輿がわっしょいわっしょい、となる街なんて、と、びっくりすると同時に、文化とか伝統とかがちゃんと引き継がれていることも感じられて、心がほっこりする感じも味わうことができました。

私たちGFCも、新しいものには積極的に挑戦し、取り入れていく姿勢を持ちつつも、古き良き時代のものもちゃんと大切にしていきたい、という思いを新たにすることができた体験でした。

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