【思い立ったが吉日】進化する、ということ。

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今回の【思い立ったが吉日】は、「進化」について語ってみたいと思います。

「進化」と言っても、お猿さんから人間になったといった類のものではありません。とある私が大好きなミュージシャンの話です。

そのミュージシャンは、かれこれ40年近く同じバンドで活動を続け、つい何年か前には大病を患ったものの復活を果たしたという人です。2016年2月には還暦を迎え、同年6月にはソロとして新曲を発表し、その曲のチャレンジャーぶりに私は「まだ進化するか!」と突っ込みを入れたくなった次第です。

人間、誰しも年をとればとるほど、守りに入りたくなるものだと思います。ましてや大きな成功を収めたとなれば、余計なチャレンジをして失敗して、過去の成功を無駄にするような真似はしたくないでしょう。あるいは、過去の成功をネタにしてずっと食っていく、という道を選んだりする人も少なくないと思います。

過去の成功をネタに食っていく、というスタイルについて、私は「それもあり」だと思っています。たとえば1970年代や1980年代にアイドルとして大ブレイクして、その後低迷した時期がありながらも、そのアイドルとしてのスタイルを決して崩すことなく、ずっとアイドルであり続ける、という人も少なからずいます。「継続は力なり」ではありませんが、やり続けることが大切であり、やり切ることも大事だったりするのだと思います。

海外のミュージシャンでも、過去の成功でずっと来日公演が成り立っているような人たちも多いような気がします。古いヒット曲が多数ラインナップされているようなミュージシャンであれば、ファンはそれらのヒット曲をステージで演奏してもらいたい、という期待をしてライブに足を運びます。もしも彼らが、ファンの期待するナンバーを一切やらずにステージを構成したとしたら、きっとそのファンたちは「何であの曲、やってくれないの?」と不満を感じることでしょう。ある意味、過去に成功を収めた人たちというのは、ファンが期待することを裏切らないでいるために、新しいチャレンジができなくなる、ということでもあるのかもしれません。

前述しました私の大好きなミュージシャンも、40年近く続くバンドでライブを行う際には、ファンが期待しているであろうナンバーをきちんとセットリストの中に収めてきます。新しいアルバムが発売された後のライブであれば、そのアルバムに収録されたナンバーを中心とした構成になるのはごく当たり前のことではありますが、それ以外の曲を選択する際に、「きっとこの曲は聴きたいだろうなあ」と意識して選択していると思われる選曲が随所に見られます。そんなステージを見ながら、私などは「自由にやっちゃえばいいのに」と思ったりしますが、やはり裏切ることはできないのでしょう。ファンとは罪なもの、と自分も含めて思ってしまいます。

しかしながらそのミュージシャンは、ファンの期待を裏切らないように心がけながらも、今までにはなかったような曲調だったり、フレーズだったりを織り交ぜた新曲もしっかりとリリースしてきます。「過去の成功だけに留まっていてはいけない」と、そのミュージシャンが思っているかどうかはわかりませんが、歩みを止めたりはしないようにしているのではないか、と憶測しています。

私たちGFCも、今に満足することなく、常に新しいチャレンジをしていくことで、進化を続けていきたいと思います。それと同時に、お客様の期待を裏切らず、むしろ超えていくような仕事を続け、信頼していただけるような集団でありたいと願っています。

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