【思い立ったが吉日】ひと手間をかけているから、味わいがある。

GFCのブログへ、ようこそ!

今回の【思い立ったが吉日】カテゴリーは、また食べ物の話でいきたいと思います。

みなさんは、お寿司をどんな場面で食べるでしょうか。「家族みんなで回っているお寿司を食べに行く」というお答えが多いのではないか、と思いますが、それはそれで家族のコミュニケーションを円滑に、楽しいものにするシチュエーションとしてとても大事だと思ったりします。

しかしながら今回は、ちょっとお高めの回らないお寿司のお話しをしたいと思います。

「回らないお寿司なんて高くてとても」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、そう思われる方はぜひ、海が近い観光地を訪ねた際に、その地域で評判のお寿司屋さんに行ってみていただきたいと思います。場所にもよるとは思いますが、首都圏の中心部で食べるとン万円になるだろうと思われるようなお寿司が、その半分から3分の1くらいの価格で楽しめたりします。しかも回らないお寿司屋さんで、カウンターで大将がいちいち握ってくれるような上品なお店で、です。

前に一度、仙台の方へ仕事で行った際に、少し足を伸ばして塩釜という町を訪ねたことがあります。この塩釜という町は漁港が近く、新鮮なネタの宝庫ということもあり、本塩釜駅の近隣にはお寿司屋さんが軒を連ねていたりします。それはそれは美味しいお寿司が食べられるのだろう、とワクワクしながら、どのお店に入ろうかと物色している中、お客さんが列をなしているお店があったので、これなら間違いないだろう、と私もその列に加わることにした次第です。

そのお店は、大将を中心に何人もの職人さんがカウンターに並び、分業制でお寿司を提供している、本格的なお寿司屋さんでした。一つずつネタを注文するとカッコいいだろうなあ、と思いながらも、私はそこまで通な人ではありませんので、無難におまかせ握り的なメニューを注文しました。

どのネタも、美味しい。

やはり鮮度がいいネタは、美味しいものだと悦に入っていたところ、少し手の空いた大将が私に声をかけてくれました。

「生ネタは、この辺だったらどこも美味い。でもひと手間かけたネタは、職人の腕がわかる」

大将は、そんな主旨の話をして下さいました。なるほど、そういうものだろうなあ、と納得しながら、ふと思いました。

「ということは、大将の腕は相当なものなんだろうな」と。

そこで大将に、ひと手間かけたネタをいくつか食べさせて下さい、とお願いしました。そこで出てきたのは、シメサバや昆布締め。当然ながら、いずれもひと手間がかかったネタばかりでした。

その味たるや、もう最高。ひと手間がかかっているからこそこの味が実現できるのだろうなあ、と口の中から脳に伝わってくるかのようなネタばかりでした。

リーズナブルなものも大いに魅力がありますが、時にはこうした「ひと手間」がかかったものを味わうことで、視野も広がるし、こうやってブログ記事も一つ書けるようになる、というものです(笑)。私たちGFCの仕事も、ひと手間がかかっているからこそ味わいがある、とお客様に思っていただけるようなものにしていかなくてはなりませんね。

あ、余談ですが、海辺の漁港が近いエリアにある、回っているお寿司のグレードは、驚くほどに高かったりしますよ。ぜひお試し下さい。

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