【思い立ったが吉日】「それな」は共感の言葉であれ。

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今回の【思い立ったが吉日】カテゴリーは、言葉のお話です。

「それな」という言葉を、聞いたことがあるでしょうか?
20代の、それも前半に近い世代の方であれば、もしかしたら日常的に使っていたりするかもしれません。2013年のJCJK流行語ランキングで第5位に入っているというこの言葉、果たしてどんな意味合いを持っているのでしょうか。

おっと、このブログをご覧の方の中には、もしかしたら「JC」「JK」がわからないという方もいらっしゃるかもしれませんね。「JK」は、「女子高校生」という意味だというのはわりと知られているかもしれません。「JC」は、ジャパンカップではありませんよ、競馬好きのみなさん。この文脈では、「女子中学生」のことです。

とあるインターネット上の記事を読んでみると、「それな」という言葉は、2014年のクレジットが入っている記事で「女子大生の間でよく使われる」とされていました。どうも語源をたどってみると、もともとは関西の方言で「確かに」「そうだね」と同じ意味合いで使われていた言葉だそうです。

私も実際に、若い世代の方と話をさせてもらった際に、話し相手の方から「それな」という返答をもらったことがありますが、意味合いとしては前述した関西の方言のような使われ方だったように感じました。しかしながらこの「それな」は、「相手の話に興味がなくて会話を終わらせたい時に使う」という人もいるのだそうです。

若い人を中心にSNSを使ったコミュニケーションが増えている昨今ですが、そんな中で「うん」と返すだけではそっけなく相手に見えてしまうので、「ちゃんと共感してますよ」というニュアンスを伝えるためにあえて「それな」と使う、というケースもあるのだそうです。相手のことを気遣ってのリアクション、という見方もできるとは思いますが、何でしょうね、このしっくりこない感じは。興味のない話なら、「ごめん、それ、興味ない」と言ってあげた方がいいのではないかと思うのですが、いかがでしょう。

あと、最近若い人たちと会話をしていてよく聞く言い回しに、「絶対、●●なヤツだ!」という表現があります。要は「間違いない」「王道」といった意味合いを伝える言い回しではありますが、これも何となく遠回しな言い方だなあ、と感じてしまう次第です。

今の若い世代は、必要以上に「気遣い」をする世代という説もあります。少子化が進み、親が一人の子どもにかけるパワーが大きくなるに従って、子どもが親の期待に応えようとするあまり、親を傷つけないようにしようという「気遣い」を常日頃からしているから、という理由を挙げる人もいるようですが、それって下手な大人より大人っぽくない?と思ってしまうのは私だけでしょうか。

人への「気遣い」は、大事なことではあります。しかしながら一方で、本音をしっかり伝えることが大事な場面もあると思います。私たちGFCも、お客様に「こうした方がいい」ということを、時には本音で伝えることで信頼を得られた、と感じるケースが少なくありません。若い世代の人たちにも、できることなら「それな」を遠回しに「その話に興味がない」ということを伝えるために使うだけでなく、本当に共感した時に使う言葉にしていっていただきたい、と思わずにはいられません。

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