【思い立ったが吉日】大物司会者のあの方。

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このブログで今回からスタートする【思い立ったが吉日】カテゴリーは、主に世の中の流行や動きなどを受けて、思い立ったように書いた記事を掲載していこうと考えています。

その第一回目として取り上げるテーマは、「大物司会者のあの方」です。「誰のことだ?」というのは、読んでいただければすぐにわかるかと思います。

30年あまりにわたって続いたお昼の帯番組、と言えばもうおわかりでしょう。驚異的な長寿番組を支えた大物司会者の方といえば、あの方です。最近は缶コーヒーのCMにもご登場されて、お昼の番組でのイメージと、もともとあの方がお持ちだった芸風とを結びつけていて面白いなあ、と見ていた次第です。

そのCMが「振り」だったのかは定かではありませんが、2014年10月から日曜深夜にまたあの方がメインパーソナリティーを務める番組がスタートし、「満を持してテレビに復帰」みたいにメディアが書いておりました。番組がスタートしてから、賛否両論がWEB上でも乱れ飛びましたが、個人的には「賛」の方を支持します。

「否」の方を語る人の論調を見ておりますと、どうやらあの長寿番組でのあの方を期待していたようなんですね。自分の芸風を押し殺し、ゲストや他の出演者を活かすことに徹していた、あの長寿番組での立ち居振る舞いを。

違うんです。はい、違うんです。

「自分がこの番組の司会を引き受けた頃を振り返ると、当時としてはキワモノ芸人に司会を任せるようなものだったんだ」とあの方自身もおっしゃっていましたが、そうなんです、あの方は、決して「みんなに受ける軽妙なトークを繰り広げる司会者」なんかではなく、今で言えば「細かすぎてわからないモノマネ」を披露する番組に出てくるような芸人さんのような芸を持ちネタにされていた芸人さんだったんです。

当時、あの方の芸は「密室芸」と言われていました。「なんでそんな動物の形態模写をやるの?」とか、「いそうでいない大学教授のモノマネってどうなの?」とか、「それぞれ異なる国の出身者四人の麻雀を一人でやるなんて……」とか、そんな風に思われる芸を見せては、ちょっと教養のある人たちを「むふふふふ」と笑わせる芸がお得意だったわけです。なので、日曜深夜にスタートした番組で披露された、大物フラメンコミュージシャンとコラボしながら、あの方がフラメンコシンガー風な人をやる、というネタは個人的には大爆笑だったわけです。長寿番組では、決して見ることのなかった芸に。

万人にはわからないけど、一部のわかる人にはわかる、面白さ。そして、それを追求する面白さ。あの方はまさに、そんな面白さを追求する還暦を過ぎた「キワモノ芸人」であり続けていた、というわけです。

しかしながら。

世にある多くの仕事は、どれもそういう要素があるんじゃないでしょうか。「総合職」や「ゼネラリスト」なんて言葉がありますが、そう言われるような職業に就いている方でも、その世界に足を突っ込んでいなければわからないような知識や知見やノウハウがあって、それを頼りにする人が若干名でもいたりする。そうやって世の中が成り立っていると思うと、結局世の中って「キワモノ芸人」だらけなんじゃないか、と飛躍してしまうわけです。

私たちGFCも、言ってみれば万人にはわからないITをわかっている人たちの集団です。そして、それを頼ってきていただけるお客様がいらっしゃるから、私たちは成り立っている。あの方には及ばないですが、より多くの方にわかっていただけるITの「キワモノ芸人」であり続けよう、と思う今日この頃です。

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